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久しぶりになってしまいました、、、
もう12月。

2024年がすぐ目の前までやってきています。


今年を振り返る時期。
みなさんはどんな1年だったでしょうか?
私は去年よりは両親も落ち着いていて、入院もコロナの時だけで、あとは元気に過ごしてくれたように思います。(父の寝たきり要介護5は相変わらずですが。)
去年よりはまだ良かったと思えるのはもしかしたら、介護にも慣れて来たからというのもあるかもしれません。
妹と母、そして私、3人で連携しながら在宅の父の介護を回して来ました。その他、フォローに入ってくださる訪問入浴や訪問ナース、ドクター、マッサージ。皆さんには感謝しかありません。


どうしても介護が頭の中を占めてしまいますが、私にとって生徒さんと過ごす時間があるからこそ、頑張れる事ではないかといつも感じます。

レッスンに来て下さる生徒さん達、皆さん、それぞれ背景にストーリーがあってキツい事も楽しい事も乗り越えて乗り越えて、週に1度、レッスンに来て下さる。

少しずつ弾けるようになってくると、道が開けたかのような喜びがあります。

いつまでも暗い場所ではありませんね。

必ず明るく開けた道に出られます。


今年は大人の生徒さん達の頑張りも語らずにはいられません。
大人の生徒さんは家庭があって、年老いた親がいて、子供たちがいて、仕事があって、ご自分の健康問題があって、、、

それはそれは、お忙しい。一言では表せないほど頑張っておられます。

その中で、数々の曲を丁寧に練習してこられる姿は頭が下がります。
先日のレッスンで、なるほど。と、唸ってしまったのは、、、
大人の生徒さんのおひとり、大変な悩みを抱えておられてとても凹んでおられました。
八方塞がりとはこれのこと。
それでもレッスンに来てくださっただけでもありがたいのですが、曲を提案する際にどうにか力になれないものかと、月エレに載っていたひげだんの「Chessboard」を弾いてお聴かせしました。

NHKの全国学校音楽コンクールの中学校の部の合唱課題曲でもあります、この曲。
リズムもそうですが、人生はチェスボード上のゲームで良い時も悪い時もあると、勇ましく奮い立つイメージが浮かびます。メロディからも感じ取れる程の、前を向こうとする曲。

それでも彼女はこの曲を選ばず、
懐メロ
「いい日旅立ち」を弾いてきます。と。

私も勉強していないわけではありませんので、なるほど〜やはりそうでしょうね。と唸ってしまいました。

ついつい、悩みを抱えてる方には肩を叩き、背中を押し、立ち上がるお手伝いをしてしまいそうになります。

でも、立ち上がれて居ない時に無理に立ち上がろうとするのは、余計な応援。むしろ、一緒に座り込んであげるのが正解なのかも知れません。

本当に皆さんとの触れ合いの中で、学びは絶えることはありません。全て私の中で消化して血や肉となって、さらにこれからのレッスンに活かして行きたいと引き出しの中に大切にしまっていきます。


来年はもっともっと、
生徒さんに
「寄り添える」
先生になりたいです。日々勉強です。