電動車いすを自動車会社が開発したなら | よねちゃんのつれづれ便り

電動車いすを自動車会社が開発したなら

新しい電動車いすになってから、駆動音が前乗っているのに比べたら、音が大きいし、操作レバーが大きい分、電源を入れたり、スピードの調整をする位置がしっくりこない。

デザインも、あまり良くなく、いかにも「電動車いす」らしいデザインだ。

長く、毎日乗るものだからこそ、操作性やデザインにもこだわりたいと思っても、メーカーで決められた仕様しかない。

自動車会社は電気自動車やハイブリッド車に力を入れ始めた。

電気自動車で培われた技術を電動車いすに活かせないか―静音や操作性や充電を長く伸ばすには?デザインも電動車いすに見えないデザイン。たとえば、スピードメーターが目の前に立体的に表れたなら―乗りたくなるような車いす、長く乗っていても苦にならない車いす。

私が子どもの頃は子ども用の車いすなどなかった。でも今はそれがある。それも青や赤、いかにも車いすにありがちな色ばかりでなく、「キティちゃん」や「けろけろけろっぴ」がデザインされている車いすもある。

洋服を選ぶように、車いすにも「個性」があってもいい。みんなと同じじゃつまらないとも思う。

自動車会社のショールームに自動車と同じように、電動車いすが置かれている。それは決して夢ではないように思える。

「車いすに乗っていること」が特別ではなく、当たり前になる、気にならない世の中になるといいなぁ。