声が出るって、すごいこと | よねちゃんのつれづれ便り

声が出るって、すごいこと

きのう、エレベーターに乗っていたら、両手にたくさんの荷物を持たれた女性が乗ってこられた。

「何階ですか?」と聞こうとしたら、どうやって押されたのか分からないが、器用にボタンを押されたようだった。

その時、少し前に、ある電機メーカーがボタンを押さなくても声で反応する装置を開発したと新聞に載っていた事を思い出した。

その装置はオプションだそうだが、病院や老人施設などでの需要を想定しているのだそう。

最初、しゃべるエレベーターに乗った時には驚いたが、今では、キーボードが使いにくければ、声が出せるなら、音声入力が可能になるし、その技術は携帯電話での音声検索などにも生かされている。

そこには、障害のあるなしは関係ない。使える機能を活かすという発想から生まれたものだ(その事を意識している、いないにかかわらず)。

声が出る、出せるって、すごいことなんだなぁ。