トンネル | よねちゃんのつれづれ便り

トンネル

東京―青森間を3時間半強で行き来する新幹線「はやて」の試乗会に参加した人の声の中に「トンネルが多かった」というのがあったが、それを聞いて、九州新幹線「つばめ」を利用して鹿児島まで行った時に景色を楽しもうと思っていたが、1時間近く乗っていて、ほとんどがトンネルだったので、あまり楽しめなかった事を思い出した。

しかし、従来の新幹線では、多少なりともトンネルの前後で揺れを感じたが、それをほとんど感じなかった。


外国へ日本の新幹線の技術をアピールする時に、静音性に優れ、なおかつスピードも出せることがセールスポイントになっているが、この時初めてそれを実感した。

そして速さの秘密がトンネルの多さにあると言われていたが、時間短縮が至上命題である以上は景色を犠牲にしなければならないのは仕方ないのかもしれない。

車窓からの景色を楽しむのも旅の楽しみのひとつだが、それを重視するのであれば時代と逆行するけれども鈍行列車を選ぶほうが賢明だろうな。

ぜいたくな願いかもしれないが、スピードと景色を両立させられるような車輌が出来ないだろうかとも思う。