作品は自分の子どもみたいなものだけど | よねちゃんのつれづれ便り

作品は自分の子どもみたいなものだけど

休養中の宇多田ヒカルが、近く発売予定の「UTADA the BEST」について、ツイッターでファンに向けて「予約は始まってるけど、自分にとっては不本意なので買わないで」と呼び掛けた。

最初は意味がよく分からなかったが、自分の納得がいく作品になっていない(もしくは意向が反映されていない)のだろう。

アーティストの思いよりもただ売りたいだけのレコード会社。なんとなく後味が悪いと思った。

作品は自分の子どもみたいなものだから、本当は妥協してはいけないものだと思う。

ただ、売れるものを作らなければならないと思うのなら、しなくていい駆け引きや妥協しなければならないからつらい思いをする事もあるだろう。

何らかのモノづくりに携わっている人たちはそんなジレンマといつも戦っているのだと思うと歯がゆい気持ちでいっぱいになる。