新規だけでなく、長く使っている契約者にも「やさしい」会社であれ! | よねちゃんのつれづれ便り

新規だけでなく、長く使っている契約者にも「やさしい」会社であれ!

知人と話していて携帯電話の話題が出た。

そこで出された大きな疑問。


「携帯の端末って、新規加入者はかなり安く手に入るけど、本当は長く加入している人が優遇されるべきなのに、ほとんどメリットがないもんね。何でだろ?」

確かにそれは思う。以前は販売奨励金というものがあって、端末代0円というのも決して珍しくはなかった。


形式上は消えたけれども、実際はまだ残っていると何かで聞いた事もある。

ひょっとしたら、それらは、モデルチェンジ前に在庫処分のようなセールが行われるような時の価格であったり、加入条件はあっても、破格の値段で買えたりするキャンペーンのようなものが行われるような時に、そのような制度が使われていたりするのかなと感じる時もある。

私も、しばらく前に、前、使っていた機種が壊れた。もちろん補償制度のようなものに加入していたものの、点検したところ、メーカー修理扱いと言われ、その段階ではいつ修理が終わるのか分からないと言われたため、入院中でもあり、携帯が使えないと困るため、慣れない代替機を使うよりも新しいものを買ったほうが早いと考えた。

もちろん、もったいないとも思ったが、背に腹は変えられない。

いざ、買い替える段になって、最新機種と比べてみてが、一世代前のものであっても機能はさほど変わらなかった。だったら、ことばは悪いかもしれないが、型落ちを選んだほうが値段も多少なりとも安いだろうと思い、型落ちを選んだが、思ったほど安くはなかった。


店員さんに尋ねてみたら、以前は、同じ携帯電話会社を長く使っている分だけ、端末代が安くなるという制度があったが、今は指定された機種にしか、そういった制度は適用していないとの説明を受けた。

いくら、携帯電話自体が飽和状態にあると言われていたり、ナンバーポータビリティ制度(番号を変えずに携帯電話会社だけ変える制度)が導入されたり、再来年に予定されている旧世代の携帯電話が使えなくなる事態が起こるため(それに備え、今の時点で各社とも該当する顧客に対して広く周知を図ってはいるが、どれほど浸透しているかが鍵となる)、それを契機に顧客の奪いあいが激化するのではないかと言われていたり、また、近いうちに、契約者自身が契約している携帯電話会社に関係なく、好きな端末が選べるようになるよう、検討がなされていたりと、携帯電話を取り巻く環境がこれまでとは大きく変わる予感はするものの、それだけではなく、以前の「薄利多売」状態に戻せとまでは言わないが、同じ携帯電話会社を長く愛用している契約者にこそ、契約年数に応じて端末の価格を安くするなどのサービスをしてほしい。

どこの携帯電話会社であっても、ずっと同じ携帯電話会社を使っているという事は、その会社を信頼しているだとか、端末が使いやすいなどの何らかの理由があるはずだから。

今の状態は「釣った魚にえさをやらない」状態に似ていると思う。

新規契約者だけでなく、長く使っている契約者にも「やさしい」会社であってほしいと思う。