心ないひとこと | よねちゃんのつれづれ便り

心ないひとこと

おとといの夕方から右ひじがズキッズキッと響く痛みとカッカする状況になる。

夕方から何度か液体の湿布を取り替えたりするも、様子は変わらない。痛み止めを飲んで、何とか眠りに就いた。

昨日の朝になっても様子は変わらない。ベッドから車いすへの移動も看護師さんに頼まざるを得なくなった。


ベッドから車いすへの移動や、ベッドの乗り降り、車いすに乗っている時の座位の保持をするのに、右ひじを固定し、最近、ようやく力が入るようになった左手で身体を持ち上げている。

ようやく右ひじにも少しずつ水がたまらなくなってきた状態だが、まだ痛みもあり、1日1回は冷やしていた。

足の自由がそれほどきかない私にとって手は“足”代わりである。ひじにも負担がかかる。

数日前のブログにも書いたが、多少ひじに痛みがあっても、車いすへの移動なども自分でやってきた。それは当然自分のためでもあるが、看護師さんに頼まなくていいという精神的負担が減る。それでも他の患者さんに比べれば、お世話になる事は多い。だからこそ、気を遣い、ナースコールを押す事を躊躇する事も度々ある。

入院して1ヶ月。看護師さんは私がどうやって移動などをしているか分かっているはずだ。

それなのに、ある看護師さんは私に向かって、こう言った。

「昨日まで出来ていたのにね」。

私は、一瞬ムカッとした。ひょっとしたら、表情に出ていたかもしれないと思う。


この人は、私のゆうべの状況が分かっているのか。何のための申し送りなのか。患者がどういう気持ちでいるのか分かっているのかとさえ思った。

人の気持ちを推しはかることが出来るなら、こんなことばは出ないはずである。
ことばは「やいば」にもなる。

診察の結果、ひじに「ふくろ」が出来、炎症している事が分かり、ようやく、今日、尿器でおしっこがとれるようになった。