リハビリの先生達から今の医療をみてみると、どう映るのか? | よねちゃんのつれづれ便り

リハビリの先生達から今の医療をみてみると、どう映るのか?

先週最終回、そしておとといは特別編が放送されたばかりの『ラストフレンズ』の後枠として『コードブルー』というドクターヘリをテーマにしたドラマが始まる。

このドクターヘリ制度が始まってから、まだ数年と聞いている。

遠隔地から都市部への患者の輸送などが可能にはなると思うが、ヘリポートのある病院もまだ少ないと思う。


ヘリの中でどのような医療行為がなされるのか、私たちがそれらを知るきっかけにはなりそうだ。

今までの医療ドラマを振り返ってみると、お医者さん目線、看護師さんの目線、そして患者目線で描かれたドラマはいくつかあったと思う。

でも、リハビリの先生達を描いたドラマというのは思い浮かばない。

リハビリの先生達から見たら、今の医療はどう映るのだろう?そんなドラマがあってもいいのではないか、と。

私は、理学療法士の先生や作業療法士の先生と、手術や、交通事故の後遺症で頚椎を損傷して以来、職場復帰や家庭復帰に向け、疾患の事や生活全般の事について、よく相談をする(した)。時には人生相談みたいな事をした事すらある。

手動の車いすから電動車いすに乗り換える時は悩んだ。手動の車いすに乗っていれば障害が重い事は分からないけれど、電動車いすに乗っていれば、一目で分かるからだ。それだけ周囲の目、社会の目が怖かった。

そんな時、リハビリの先生の「以前のお前ならリハセンターを手動車いすで10周する事は訓練になったけど、今はそれは拷問にしかならない。少し身体に楽させて、違う事にパワーを使ったらどうだ」ということばを聞いた時、何だか「縛り」のようなものから解き放たれたように感じた。

実際、電動車いすに乗ってみて、手動車いすの時には気づかなかったことに気づいたり、挑戦出来る事も増えた。

チーム医療ということばをこの数年、よく耳にする。主治医や看護師、リハビリの先生、医療ソーシャルワーカーが連携して、患者をみる事である。

医療ドラマが増えている今だからこそ、ふとそんな事を考えた。