自分との闘い | よねちゃんのつれづれ便り

自分との闘い

今朝、ある番組でマラソンランナーの谷川真理さんが「マラソンは自分との闘い」だと語っていた。

「自分に厳しく、他人に優しく」とはよく言うけれど、実際は難しい。

今回の入院生活、最初の2週間は気力を取り戻すのがやっとだった。

身体のバランスをとる事が難しく、最初は、車いすに乗る時にも、ふらつきやすい身体を看護師さんに支えてもらう事が多く、ひとりで乗れる自信を取り戻すまで、出来るだけ他の人との接触を避けていた。

そんな中で病棟で出会う就学前の子ども達の笑顔にどれだけ救われたことか。

小さいながらも病気と闘う子どもたち。そんな事を忘れさせるほど、こちらをまっすぐ見つめ、時には無邪気に笑ってくれた。彼(彼女)達の笑顔を自分へのバワーに変えていった。

2週間を過ぎた頃から、ようやくひとりで車いすに乗れるようになり、バランスを崩す回数も減ってきた。

これが出来なければ、自分ひとりで外出することが出来なくなる。

これから先の活動や日常生活にも支障をきたす事になる。

日頃、家では這って移動している。リハビリの先生がおっしゃるには、よつんばい自体が腹筋を使っているという事になるらしい。その他、自分でやっているベットへの乗り移りなど、意識せずにやっている動作が自分が思っている以上に筋力を使っていて、リハビリになっているとのこと。

這うスピードが前よりも遅くなったり、力のコントロールがうまくいかず、歯痒さを感じる事も多いが、少しずつ進んでいこう。