医療に参加するという意識 | よねちゃんのつれづれ便り

医療に参加するという意識

終末期医療を受けるに当たって本人の意思や家族の同意を尊重するという方針が固まったという事を新聞で読んだ。

最近はインフォームドコンセント(医師や看護師の説明を聞いて同意した上で医療行為を受けること)が前提だと思っていた。

今回、私も手術を受けるにあたり、どういった方法で手術を行うのか、そしてリスクについても説明を受け、なおかつ自分でも疑問に思う事を聞いて納得し、同意書にサインをした上で手術を受けた。

入院するたびに感じるのだが、サインを求められる書類が増えてきた。そしてその書類のコピーを渡される。

私たち患者も“お医者さんにすべておまかせ”という時代ではなくなったと感じる。少なくとも自分の抱えている疾病について理解しておかなくてはならない。それは服用している薬についても同じだ。どんな効用があり、副作用があるのか知っておく必要がある。

いずれにせよ、患者自らが医療に参加するという意識を持つ事が重要な時代になった。