こんにちは。
ぬか漬けコンシェルジュ
椎木(しいき) ゆかりです。
沖縄は、梅雨明けしたそうなので、
本州もそろそろですね。
ジメジメから脱出出来るのは嬉しいけど、
過酷な暑さがやってきます(;'∀')
人間も暑さ対策をして、
なんとか元気に夏を乗り切りますが、
ぬか床はどうなのかな?
先日、初めてレッスンに来られた生徒さんから、
「夏も常温ですか?やっぱり冷蔵庫ですか?」
とご質問を頂きました。
毎年、夏になるとこのご質問を頂くので、
今日は、夏のぬか床のことをお話しをしますね!
常温管理のメリット・デメリット
暑い時期のぬか床はどんな状態でしょう?
乳酸菌が活発になるのは30℃前後だそう。
ということは、
とっても美味しくなっているはず!
気温が高いと漬かりやすいし、
夏に好まれる爽やかな甘酸っぱさになるし、
ぬか床を触ると気持ちいい温度です。
常温のぬか床は、
早く漬かって美味しい!
混ぜるのが気持ちいい!
というのがメリットかもしれません。
でも、ぬか床がよい状態でない場合は、
トラブルになることも。
・酸っぱいだけになる
・表面が真っ白になる
・シンナー臭になる
・腐敗臭がする
こんなことが起こりうるから
常温は難しいと思われるのかもしれません。
でも、ほんの少しのコツで
本当はすごくラクになるんですよね。
冷蔵庫管理のメリット・デメリット
一方、冷蔵庫管理の場合は、
数日混ぜなくても問題が出ない。
数日ほったらかしにできる
これがメリットかと思います。
やっぱり冷蔵庫の方がラク!
と思われるかもしれませんが、
何でもデメリットもありますよね。
乳酸菌は30℃くらい活発なので、
8℃の冷蔵庫や12℃くらいの野菜室では、
乳酸菌は冬眠しています。
一度酸味が出た美味しいぬか床なら、
一時的に冷蔵庫に保存しても美味しいですが、
冷蔵庫でずっと維持しているものは、
常温の物とは全く味が違います。
そして、水分が溜まる一方なので、
水抜きという作業が頻繁にあり
毎日混ぜるという作業よりも手がかかることも。
足しぬかをした時も、
なかなか発酵しないので、
ぬか臭がしたぬか漬けになります。
・漬かりにくい
・爽やかな酸味が少ない
・生ぬかっぽい味になる
こうして比べると分かりやすいので、
どちらが好みかで選ぶといいのですが、
私は、常温の方がラクに感じます。
なので、Y's Kitchenでは、
受講生さんみなさんに
常温管理で育てて頂いています。
常温のぬか床は、
混ぜた時の手の感触がたまらなく気持よくて
薫りがたまらなく香しくて
維持も実は思いのほかラク
だと思っています。
ぜひ迷われている方は、
一度常温でお試しくださいね^^
本日も最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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