口角を上げて幸せフェイスに♡

自然と笑顔があふれる女性はとても魅力的。そんな人にはどこかつい惹かれてしまいますよね! 一方で表情筋がたゆんで口角が下がっている人はどこか疲れた様子で不機嫌に見えたりすることも… 今回は、そんな残念見えは絶対回避したいという方に「口角をあげる」ための秘訣をお贈りします。なぜ口角をあげることがいいのか、そしてどうやって口角を上げるようにすればいいのか、徹底解説! あなたも口角を上げて好印象と幸せを引き寄せましょう♡

<POINT>
・口角が下がる原因は表情筋や皮膚の衰え
・笑顔を作れば幸せホルモンUP
・表情筋はトレーニングで鍛えられる

口角が下がる原因・生活習慣は?

口角が下がり全体的に顔も下がって見える女性は、実年齢よりも上にそして疲れて見えてしまいます。そんな顔になりたくないのはきっとどんな女性も同じではないでしょうか。ではなぜ口角が下がってしまうのか、その原因やそれをもたらす生活習慣について解説します。知らぬ間にあなたもそうなっていないかしっかり確認してくださいね。

表情筋の衰え

《トータルビューティアドバイザー 水井真理子さんに教えていただきました》

表情筋の衰え

鏡を見てみてふと気がつく老化サイン。眉間のシワが目立つとか下まぶたがゆるんでゴルゴ線が出ていたら要注意。それらは眼輪筋も含め、表情筋が衰おとろえている証拠。またスマホを触りながら下を向いている時間もが長い人は、筋肉がこり固まる可能性大。あごも下がって二重、三重とゆるんで〝スマホ婆さん〟へまっしぐらに!!

【眉間のシワ・まぶたのたるみ・二重あご首のシワ 編】ちょっと、そこのあなた!「スマホ婆さん」になっていませんか?

エイジングによる真皮の衰え

口角が下がったり肌がたるむのはフェイスラインの乱れが原因。予防や対策を習慣づけることがポイント。

エイジングによる真皮の衰え
(c)Shutterstock.com

《株式会社資生堂 ライフサイエンス研究センター主任研究員 江連智暢さんに教えていただきました》

「シミやしわなどに比べ、正面から鏡を見るだけではわかりづらいため、多くの人がフェイスラインのたるみの深刻さに気がついていません。フェイスラインは乱れることで顔の印象を大きく変え、顔を老けて見せたり、顔を大きく見せてしまうことがあるため、適切なケアが必要です。

フェイスラインのたるみ(乱れ)は、エイジングによる真皮の衰えなどが原因で引き起こされることがわかっています。たるまない習慣として、自分にあった化粧品やマッサージ、エクササイズなどの正しい方法を取り入れて、ぜひ積極的にフェイスラインのたるみの予防・改善に取り組んでいただきたいです」

調査/株式会社資生堂

あなたの「フェイスライン」大丈夫!? 自分で気づかない“顔のたるみ”を写真で解説

意識してあげるとなぜいいの?

「口角をあげる」といいとよく耳にしますが、実際なぜ意識してまであげることが効果的かご存じでしょうか。実は口角を上げることは、笑顔を作り出す以外にも様々な嬉しい効果があるんです。では、早速その理由を見ていきましょう。

理想の笑顔でリフトアップに

笑顔の素敵な女性って、癒やしや幸福感を与えてくれる魅力的なイメージがありますね。

そんな「理想の笑顔」を目指すべく口角を上げる習慣は、口角筋を鍛えて頬のリフトアップ効果も期待できます!

女子からアプローチはアリ! 成功するコツや職場で連絡先を渡す方法は…?

チョコレート2000個分に匹敵する幸福感

工藤孝文先生 著「疲れない大百科 – 女性専門の疲労外来ドクターが教える -」(ワニブックス)より
(女性専門の疲労外来ドクター。疲れが消えて心も体も軽くなる習慣満載)

フランスの哲学者が記した『幸福論』という本の中で「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」という言葉があります。

実はこの言葉は科学的にも証明されていて、心から楽しいと思っていなくても口角を上げて笑顔をつくるだけで、脳が「楽しいのだ」と勘違い! 癒やしホルモンのセロトニンや多幸感をもたらす神経伝達物質のエンドルフィンが分泌されるのです。その幸福感は、チョコレート2,000個分にも匹敵するレベルだと言われているほど。

さらに最近では、セロトニンが分泌されて幸福感をおぼえると、腸内細菌のバランスが整って免疫力がアップするという研究も。笑顔を意識することは、心身の健康を保つサポートにもなるのです。

【医者が回答】チョコ2,000個分の幸福感!「口角を上げる」は、疲れたときの即効裏ワザ

笑顔になる口角のあげ方

教えてくれたのは… 美容家:石井美保さん

会釈の際や写真撮影など、笑った表情で口角を上げるときには「やりすぎかも…」と思うくらい上げてOK!

自分では笑ってるつもりでも、他人から見たら… 写真で見たらあんまり… というのはよくある話。ちょっとオーバーかも? と思うくらい、口角を引き上げてみましょう。

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