究極に幸せな人とは、
達人である。
古武術とは、過去と現在をつなぎ合わせるため
の貴重な糸口である。
運命は完璧に決まっていて、
同時に完璧に自由である。
本を読もうと思ったは?
古武術での無意識とは?
読んでみてどう思ったの?
人間の身体はやはり、
潜在意識や無意識が
コントロールしているのか。
ゾーンの入り方を知りたくて
読んでみたが、
いかに顕在意識で考えないかが
ポイントだとわかってきた。
呼吸に意識を向け、後は
潜在意識に任せたよ
みたいな感覚がいいと思う。
その為には日々の練習は必要になる。
潜在意識に任せると、人間の身体の
本当の力が引き出せるはずだ。
その為には、やはり潜在意識の理解
人間の身体を色々と感じ
自分の能力を
決めつけないことだと思う。
本当はただ身体の能力を
知らされてないだけとも思う。
そこから得られた情報は?:
第1章のリマインダー
★運命は完璧に決まっていて、
同時に自由である。
★武術には命に関わる「切実さ」がある。
★失われつつある古の武術の研究のため、
森羅万象からヒントを得る。
★人間は、当たり前のようなことを
意外と意識できない。
★人間の身体は左右対称ではなく、
左と右とで、働きが違う。
★人間は常識という枠に
とらわれがちな生物である。
★動物や虫の身体構造、
生物の生態も技のヒントになる。
★自己の運命を受け入れられれば、
自由で、幸せになれる。
★潜在的な自分、無意識の自分は
1人ではなく、深く、多層ある。
★「武術」の定義は
「矛盾を矛盾のまま矛盾なく、取り扱う」こと。
●「表の意識の自分」と
「そうでない自分」を操ること
演劇のように
わかっているのに感動する。
筋が決まっているのに、
演じている人の演技に、
観客は魅力を感じる。
つまり、どう味わうかだ
第2章のリマインダー
★打ち込まれる刀を「ギリギリで避けよう」
と意識すると、避けれれない。
★コントロールできるのが意識、
コントロールできないのが無意識。
★無意識的に身体や脳が動く「習熟」
「危機感」がフロー状態に入るためには重要。
★人間は無意識下で行っている予測を
裏切られると混乱する。
★人間は無意識のうちにすべてを
予測して動かないと円滑に行動できない。
★生き残るための技術=古武術は現代とは
違う身体運用の回路をつかっていた。
★「納得して死ぬ」ために
「どう生きるか」にもこだわったのが
武士の道徳
●フロー、ゾーン
人間が自分自身の心理的エネルギーを
100%、そのとき取り組んでいる対象に注ぎ、
チャレンジとスキルが釣り合う状況で
物事に没入する体験
第3章のリマインダー
★世の中には原理は不明だが
現実に起きているから
受け入れている事象は多い。
★学問も、生き方も、正しいかどうか
わからないと思うから、進歩・成長する。
★科学の枠を集めた工学の世界でも
理論的に未解明のことは少ない。
★現在のAIでは矛盾のある命題、
論理を越えたものは原則的に解けない。
★人間には、潜在的な能力や
未解明の機能がまだいろいろとある。
★古の武術の研究は、人間の身体の
すごさを痛感することの連続である。
★無意識下で何を思い、何をしようと
しているのか未解明の点は少ない。
★武術は、禅の公案
「やってはいけないし、
やらないのもいけない」に近い。
★身体は自分のことをかなり深く知っているが、
意識が多くを抑え込んでいる。
★意識的に何かをしている気がするものは、
無意識のほうが先行している。
●左右の頸動脈と左腕の脈は
通常一致している。
しかし命に関わるような危険が
迫っている時はずれる
戦争中これで命びろいの話がある。
第4章のリマインダー
★現代人は古武術のような
「無意識が関わっていること」を
忘れがちである。
★人間は現在の常識よりもずっと
多機能で、複雑である。
★誰かに教わり、反復練習をしても
本当に「身につく」レベルになるのは難しい。
★昔の人や辺境に暮らす人々は、
見て覚える能力=見取り能力が高い。
★「努力」とは強要するものではなく、
人知れず集中してやるのが健全な状態。
★良い指導者は生徒や選手自身が
道筋を見つけたかのように
自分の痕跡を消す。
★易しいものから難しいものへと
順番に学ぶプロセスは万能ではない。
★「できない」という思い込みや予測が、
可能なことを不可能にしている。
★深い学びは意識的に得られるものではなく、
無意識に「直に入ってくる」。
★興味と緊張感の両者がそろっているとき、
人は学びも深まり、抜群に成長する。
●自分以外の誰かに「努力しなさい」と
強要するのは違う気がします。
むしろ「努力は恥ずかしいものだ」と
考えて、人知れず、忍んでするのが
健全な状態だと思う。
人に言われるより、自分で取り組ん方が
いろいろと工夫できるし、身につく。
●いかに教えるかではなく、
気づいてもらうか。
いかにマニュアル型の教育を廃し、
自由に教え、自由に学んでもらうか。
いかにして、教えていることに
気づかれないように教えるか。
なるべくヒントを与えず、
自分でヒントに気づいてもらうような
型にはまらないような教育がいい
それが無意識に覚えると思う。
※フローを伴う挑戦に基づく学習
●妊娠中のつわりがひどくなるのは、
羊水に守られていら胎児が
水棲の状態から、陸棲に変わる
あたりで起きることが多いらしい
第5章のリマインダー
★人は「生きること、その営みそのもの」
が喜びになり得る。
★人間はそれぞれの方法で
自分の人生に納得するために
生きるのが最大の満足。
★人間の潜在能力について
形式地化できていないことは
AIに組み込めない。
★人間の感情や心は、
視覚よりも聴覚や嗅覚に
直に関わっている。
★現代と昔を比べて根本的に違うのは
「覚悟」の決まり方。
★起きることははすべて弥陀の本願に
お任せしてあるシナリオとして受け入れる。
★太古の知恵が蓄積された巨大な無意識の
部分に聞けば、答えは必ず見つかる。
★カネ、物、地位で得られる幸せは
長続きしないが、人はそれを求めたがる。
★「自由であり不自由である」矛盾を
飲み込み納得すれば自分の生き方が貫ける。
●人間の脳と身体において、
客観的に意識される情報処理は、
意識できない無意識的で原始的な
情報処理に比べると、
ほんの氷山の一角にすぎない。
ただ、言語化できるほうが
研究しやすいので、その氷山の一角
だけを研究して、
分かった気になっているだけ
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。