盲導犬としてデビューが決まったLolo

 

 

盲導犬協会から卒業式の案内が来て

Loloとそのユーザーさんと会う事が出来ます。

その卒業式にさんかするにあたり盲導犬協会から私達Puppy Raiserに

注意点がメールに添付されていました。

 

もしかしたら

在米でGDBの盲導犬育成プログラムに参加されて

卒業式に招待される日本人の方もいらっしゃるかもしれないので

参考までに・・・

 

    ポジティブな卒業式のためのヒント
 

あなたは卒業式に招待されています。

卒業式に出席し、目の不自由な方とお会いする際に心がけていただきたいことがあります。
 

- 自己紹介をするときは、犬に話しかける前に、まずその人に話しかけてください。
- ユーザーはPuppy Raiserにリードを差し出し、数分間犬と面会することができます。

チーム(ユーザーと盲導犬)の関係に敬意を払い数分以内にリードを返してください。

 

「Lolo!」と感激して突撃してしまいそうですが、

Loloは私のパピーではなく、盲導犬協会の犬、そして彼女のパートナーはユーザーさんです。

1番はユーザーさんにご挨拶ですね。

そして、貴重なLoloとのふれあいは数分間だそうです。


- 犬と面会するときは、犬の興奮を最小限に抑えるため、優しく穏やかな態度でいてください。

犬はこの日のために働いているのです。

群衆がいる状況で働くのと同じように行動することを期待し、励ましてください。
群衆の中での行動を期待し、促してください。

 

もうパピーではなく、お仕事をする盲導犬ですものね。


- クライアントのために空いている席を示し、クラスの経験について尋ねてください。
- 視覚障害はスペクトラムです。

 

目の見えない人や視覚障害のある人の多くは、使用可能な視力を持っています。
「スペクトラム」とは、光の波長のようなものでしょうか。

多くのユーザーさんは、全盲ではなく微かに視力がある方がおいらっしゃるそうです。


- チーム(ユーザーと盲導犬)とRaiserが表彰されるとき、2つのキャンパスでは若干異なります:
カリフォルニア:クライアントは、犬を部屋の前まで連れてくるか、

Raiserに人間役をさせるか、どちらかを選択します。
カリフォルニア:クライアントには、犬を部屋の前まで連れて行くか、

Raiserに人間のガイドをさせるかの選択肢が与えられる。

必要であれば、挙式前にRaiserが人間のガイドになる方法を指導する。
必要であれば、Raiserはセレモニーの前に人間ガイドの方法を指導される。


オレゴン州:このクラスのインストラクターがヒューマンガイドを務めます。
オレゴン州:舞台までの距離が長く、階段の昇り降りがあるなど、

舞台へのアプローチが複雑なため、クラスのインストラクターがヒューマンガイドを務める。

 

私達はオレゴン州なので何もしなくて良さそうです。

ここ最近、私達のクラブからはほとんどオレゴン州にRecallされています。

 


- 個人情報を共有したりPuppy Raiserとユーザー間で連絡のやり取りの義務はありません。

クライアントの連絡先がメールで送信されます。

Puppy Raiserには、卒業のお知らせのメールにユーザーの連絡先が記載されています。

くれぐれもユーザーのプライバシーを尊重してください。

 

これね、いつでもLoloの様子を知りたいですけど、やはり遠慮は必要ですね。

Alvinのオーナーさんにも必要最低限の連絡だけにしています。

マメなユーザーさんは連絡をくれるそうですが

全然連絡をしないユーザーさんもいるようです。

クリスマスのご挨拶ぐらいはできたら良いな。


- GDBでは、盲導犬、K9バディドッグ、

OMI(オリエンテーション&モビリティ・イマージョン)の3つのプログラムを提供しています。
ユーザーは、生涯を通じてこれらのプログラムの1つまたは複数に参加することができます。
ユーザーが、あるプログラムの方が自分のライフスタイルに合っていると感じる理由は様々です。
あるプログラムには参加できても、別のプログラムには参加できない場合もあります。
GDBに入学した理由をお聞きになる際には、十分な配慮をお願いします。
GDBで自分の道を追求する理由を尋ねるときは、敏感になってください。

 

いろいろ複雑な環境の方もいらっしゃるのかも知れませんね。


- ユーザーは、新しい盲導犬に対する信頼と自信を育み始めたばかりであることを

心に留めておいてください。
子犬の育成に関する話をする場合は、犬は成犬になるにつれて変わっていくことを忘れないでください。
否定的な話や、幼い子犬の時に犬が悪さをしたという話に焦点を当てないでください。

代わりにポジティブでユーモアのある子育て体験談を話してください。

 

Loloに関しては、お利口さんだったのでポジティブな事ばかりですね。

話し好きな私はつい余計な事を言ってしまいそうですが、

英語なのでお口にブレーキがかかります(笑)

Co-Raiserさんも一緒にいてくれるので安心です。

こんなところにも共同飼育のメリットがありますね。

 


- しつけのアドバイスや、犬を管理したり配置したりする手助けをしようとはしないでください。
たとえ依頼されたとしてもです。

 

もうLoloは私のパピーではありません!


- 卒業式は、卒業するチームを祝う時です。

このイベントの焦点をまた、限られたスペースを最大限に活用するため、

参加者の皆様には、以下のことをお願いいたします。
キャリアチェンジ犬や現在プログラムに参加している子犬を含め、他の犬はお留守番させてください。
目の不自由な方や盲導犬チームに会う際の「アクセスとエチケット」に関するヒントや情報は
私たちのウェブサイトをご覧になるか、パンフレットをご請求ください。

 

と言う事で、

1年間育て、久しぶりに会い

もしかしたら

もう二度と会えないかも知れない盲導犬パピーとの再会に

つい感激のあまり暴走してしまうPuppy Raiserを懸念して

前もってのお達しがありました。