みなさん、こんばんは
今回は何やら小難しいタイトルですが、
最後までお付き合いください
手作り食を食べさせると、
血中タンパク質量が極端に少なくなり
様々な異常を起こすから手作り食はダメ~、
という内容についてお話していきますね
まずは血中タンパク質量の減少という事なので、
これは血液検査によって分かるわけですが、
そもそも血液検査の基準がどのように決まっているかご存じでしょうか
血液検査の正常値というのは下記の要領で決めています。
「健康な」動物を30頭以上集める。
集めた30頭以上の動物から血液を採取し検査を行う。
得られた結果をグラフ化する。
得られた結果の高い値、低い値、それぞれの2.5%ずつを切り捨て、
95%が当てはまる範囲を正常値とする。
こんな感じで正常値は決められています。
ここでポイントなのが、 に書いてある 「健康な」 というところです。
健康な動物にも関わらず、
上限、下限の2.5%は含まれていないので、
たとえ健康で何の問題もなくても正常値外となる子が
一定数出てくるわけです。
また、集められた30頭以上の子たちは、
恐らくペットフードを食べている子たちです。
食べている物が違えば
血液検査の結果って多少変わってきますよね。
人間だってそうじゃないですか
さらに、
血中のタンパク質量が減少するのには
様々な原因が考えられるんです。
アミノ酸の吸収不良
腸の病気
タンパク質合成の減少
肝不全・免疫不全
タンパク質が失われている
出血、タンパクが漏れるような腸の病気
タンパクが漏れるような腎臓病
タンパクが漏れるような皮膚病
タンパク質の血液外への移動
腹水、胸水
血液の希釈
過剰な輸液
血液中のタンパク質量を見ただけでは
本来の原因というのは追究する事はでないんです。
正常値を決める時点で、
健康な子であっても上限・下限の2.5%は切り捨てなんですから
血液検査は「取り敢えず何処が悪そうか大まかに当たりをつける」
という目的で行われる事もあるので、
血液検査の結果が思わしくないようであれば、
「それは手作り食が原因だ」と決めつけるのではなく、
追加の検査も視野に入れる必要があるのではないでしょうか。
では、今回はこの辺で・・・
パピネスのホームページ
ペットの手作り食に関する講座案内
ペット食育入門講座
ペット食育2級認定講座
ペット手作り食 栄養価計算ソフト
ソフトの紹介ページへ
今回は何やら小難しいタイトルですが、
最後までお付き合いください
手作り食を食べさせると、
血中タンパク質量が極端に少なくなり
様々な異常を起こすから手作り食はダメ~、
という内容についてお話していきますね
まずは血中タンパク質量の減少という事なので、
これは血液検査によって分かるわけですが、
そもそも血液検査の基準がどのように決まっているかご存じでしょうか
血液検査の正常値というのは下記の要領で決めています。
「健康な」動物を30頭以上集める。
集めた30頭以上の動物から血液を採取し検査を行う。
得られた結果をグラフ化する。
得られた結果の高い値、低い値、それぞれの2.5%ずつを切り捨て、
95%が当てはまる範囲を正常値とする。
こんな感じで正常値は決められています。
ここでポイントなのが、 に書いてある 「健康な」 というところです。
健康な動物にも関わらず、
上限、下限の2.5%は含まれていないので、
たとえ健康で何の問題もなくても正常値外となる子が
一定数出てくるわけです。
また、集められた30頭以上の子たちは、
恐らくペットフードを食べている子たちです。
食べている物が違えば
血液検査の結果って多少変わってきますよね。
人間だってそうじゃないですか
さらに、
血中のタンパク質量が減少するのには
様々な原因が考えられるんです。
アミノ酸の吸収不良
腸の病気
タンパク質合成の減少
肝不全・免疫不全
タンパク質が失われている
出血、タンパクが漏れるような腸の病気
タンパクが漏れるような腎臓病
タンパクが漏れるような皮膚病
タンパク質の血液外への移動
腹水、胸水
血液の希釈
過剰な輸液
血液中のタンパク質量を見ただけでは
本来の原因というのは追究する事はでないんです。
正常値を決める時点で、
健康な子であっても上限・下限の2.5%は切り捨てなんですから
血液検査は「取り敢えず何処が悪そうか大まかに当たりをつける」
という目的で行われる事もあるので、
血液検査の結果が思わしくないようであれば、
「それは手作り食が原因だ」と決めつけるのではなく、
追加の検査も視野に入れる必要があるのではないでしょうか。
では、今回はこの辺で・・・
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