ルネには近所に住む幼馴染がいる。

 

 

身体は小さいがルネより5ヶ月年上のレオくんだ。

二匹は共に成長し、人間同士も「犬友」として仲良くしている。

来年はそのレオファミリーとキャンプへ行く計画を立てたのだ。

 

と、この話をする前にまずは告白したいことが、、それは・・・

・生まれも育ちも都会っ子の僕は、利便性をこよなく愛する男であるということ。

・道具もなければセンスもない、アウトドアは僕の最も苦手な分野であるということ。

 

なのにも関わらず、何故キャンプに行く計画が実現したのか?

そこにはこんな理由があった。

 

レオママに箱根旅行の話をしたところ、ペットと泊まれる宿は未体験らしいことがわかった。

旅行の写真を見せながらあれこれ説明をしていると、行きたい熱が急上昇したレオママ。

 

ならば来年、是非とも一緒に行きましょう!仲良しのレオくんがいたらルネも喜ぶだろう。

僕とレオママの間で「来年は一緒に箱根旅行」が決定した。

 

 

しかしその夜、レオパパが乗り気じゃ無いことが発覚したのだ。

LINE画面に表示されたスタンプのシュナウザーも哀しそうにしていた。

そんなわけで、僕はレオママに「パパを説得して欲しい」と頼まれていた。

何が何でもグアムドッグに行きたいらしい。

 

任せとけっ!

 

近所のため散歩で遭遇しまくるので、決戦の日はすぐにやってきた。

前方から近付いて来るレオファミリー、レオママの目は期待に満ち溢れている。

僕が「おはようございます」の「おはよ、」まで言ったところで、レオママが口を開いた。

 

ルネくん箱根旅行したんだよね~♪

唐突か。

 

瞬時にレオパパが身構えたように見えたが、僕はお構いナシに箱根旅行の話を始めた。

僕の説得に押され気味のレオパパ、ここにパパの味方は誰ひとりとして居ない。

 

グアムドッグはドリンクが24時間飲み放題のコースがある。

それはアルコールも含まれ、サーバー前のテーブルで立ち飲みするのもヨシ、部屋へ持込んで飲むのもヨシ、また、ドッグランへ持ち込み犬が遊ぶ姿を愛でながら飲むのもOKなのだ。

僕は昼間から酒は飲まないけどね。

 

ほら!

お酒がいっぱい飲めるよっ!

レオパパは大の酒好きであり、すぐさまレオママのフォローが入った。

帰りたい素振りを見せていたレオパパもドリンクサーバーの写真を興味深げに覗き込んだ。

 

しかし、レオパパが発した言葉は「でも高いんだよね~?」だった。

グアムドッグはひとり一泊3万円ちょい(時期やコースにもよる)この金額をどのように感じるかは人それぞれ、レオパパの判定は高額なのだろう。

 

しかし僕は知っている・・・

マラソンが趣味であるレオパパが高価なシューズやウエアをポンポン購入している事実を。

そして、横浜マラソンに当選すれば必ず参加していることも。(参加費1万5千円高くね?)

 

そうそう!

マラソンでいっぱいお金使ってるんだよ。

またしても、すかさずレオママのフォローが入る。

 

マラソンはパパがひとりで楽しむだけのもの。

僕が言いたいのは、たまには家族で楽しむ事柄に金を使えってことだ。

 

うーん。そうだなぁ~。

とうとう承諾するか!?と思ったが、レオパパの口から予想外な言葉が飛び出した。

 

キャンプ行かない?

 

そうきたか・・・

僕はレオパパのいちばんの趣味をすっかり忘れていた。

こいつはキャンプをこよなく愛する男。アウトドアはレオパパの最も得意とする分野だった。

一方僕は冒頭で告白した通りの男である。

 

キャンプは安くて楽しいよ。

一緒に行こうよ!

 

無表情の僕にレオパパが畳み掛ける。

僕はこの5年間、幾度となくレオパパからキャンプに誘われ、それら全てを断ってきた。

むしろ全力で難色を示してきたのだ。その僕をキャンプに誘う~?

 

そして、そりゃ安いだろうよ。

レオファミリーのキャンプ暦は長く、その歳月で買い集めたキャンプ用品は膨大な数だと聞く。

反面、我が家にはキャンプで使えそうな物が見渡す限りなにひとつ見当たらない。

 

そうとはいえ、これは最大のチャンスだと思った。

レオパパの誘いを受け、年下の僕が一からキャンプ用品を買い揃え大枚を叩くのだから。

しかも5年もの間、頑なに首を縦に振ることのなかったキャンプにだぞっっ!!(大袈裟)

そうすれば、グアムドッグの誘いが断り辛くなること必至だろう。

 

いいですね。キャンプに行きましょう。

色々教えて下さい。

 

僕の即答に驚きを隠せない表情のレオパパ&レオママ。

先ほどまで大人しく座っていたレオくんまで立ち上がり、キャンキャン鳴き始めた。

 

 

 

レオママは「有希弥くん無理しなくていいのよ?」焦っていた。

その隣でレオパパがキャンプへの熱い思いを雄弁に語り始める。

よほどキャンプがお好きらしい・・・

 

 

ユリは前々からキャンプへ行きたがっていたので、僕の提案に乗り気でした。

色々書いたけど、僕だって嫌々行くわけではありません。

来年が待ち遠しいほど、ひじょーーに楽しみにしているのです(*゜∀゜)ノ

 

確かに僕はアウトドアが苦手です。だって虫がいるでしょ・・・?

しかしブロ友さんの楽しげなキャンプ記事を目にするにつれ、キャンプをしてみたいと思うようになっていました。そんなこととは露とも知らず、レオパパは僕をキャンプに誘ってしまったわけです。

 

と、いうわけで!まずはテントを買います(*゜∀゜)ノ

来週にでも犬友に聞いたショップへ足を運ぶ予定ですσ´ー`)σ