我が家の5歳&3歳のやんちゃ坊主2名は、毎日のようにおもちゃを巡る小競り合いを繰り返し、毎日のように私に怒られています。
親としては、よくもまぁ毎日同じことを言われ続けて飽きないな…といったところですが、まだ子どもですから、繰り返し伝え続けるしかない。
ただ、その伝え方をちょっと変えてみると、伝わり方も違うものだなぁと思います。
例えば、何かをしてほしいときに『〜しなさい』という言い方だと、我が家の二男はまず無視するか、わざと真逆のことをします。
長男は『〜しなさい』を素直に聞いて動いてくれる子なのもあり、二男の反逆っぷりには、今までだいぶ振り回されてきました。
この子には、他人の言うことを聞き入れようという気持ちはないのか…?
言ってること、理解してないのか…
頭脳や情緒の発達に、難のある子なのか?
一時はけっこう悩んだりしましたが、二男の様子を見ていると、言われていることの意味も理由もちゃんと分かっていて、あえて受け入れないという感じ。
ならば…
『ちょっとさ、これ片付けてみようか?』
すこーしだけ、語尾を変えてみる。
指示ではなく、提案に。
相変わらず『や〜だ!』と言われる…けど。
『じゃ、ママと一緒にやってみよ?』
このときの二男は、なんと、この一言で床に散らばったおもちゃを片付け出したんです。
なんだ…?
何が起きた…?
一瞬、狐につままれた気分にもなりましたが、二男にとって『しなさい』は聞きたくない言葉。
一方『してみよう』は、時と場合によっては聞いてやらんこともない言葉、という認識のようです…
一説によれば、人生初の反抗期が高じて《悪魔の3歳児》とも言われる年齢ですから、素直に言うことを聞かないのが、ある意味で普通なのかもしれません。
ただ、それに付き合う親は疲れる。
積み重なれば、家から追い出したくなるくらいに憎くもなる。
とはいえ、ワイドショーで流れる悲しいニュースにならないように、親は毎日頭を捻って我が子と対峙しなければならないので、本当に疲れます。
子育てママさんたち、毎日お疲れ様です。
イライラが落ち着いて少し余裕があるときに、自分の子どもに対するものの言い方、ちょっと振り返ってみよう。
もちろん、私もそうするよ。