いつの頃からか

 

ベランダに訪れるようになった

 

地域猫

 

 

「しろ」と名付けて

 

餌をあげる歓びを味わっていた

 

 

 

他に2匹の地域猫がいるのに

 

身体能力が一番高いのか

 

訪れるのは「しろ」だけ

 

 

 

道端で会っても

 

つれないのに

 

ベランダにきてくれたときは

 

撫でさせてくれる

 

 

 

気分が良ければ

 

抱き上げさせてもらえるまでになったけど

 

 

突然、

 

歓びの終焉が訪れた

 

 

上にあがってこられないよう

 

仕掛けができていた

 

 

網戸を餌のおねだりで

 

壊されても

 

構わないほど

 

そばで愛でられる

 

歓びを味わっていただけに

 

悲しい

 

 

今は、道端で会ったら

 

一定の距離感で

 

 

ゴロン

 

 

とお腹は見せてくれている

 

 

ああ、白いお腹は

 

変わらない

 

 

白いお腹の毛の

 

まぶしさに

 

「揺れ」る

 

 

 

 

 

風邪ひいた。



医者に行った時は、



まだ海のものとも、



山のものともつかず、



それは例えで、




風邪かアレルギーか、





時期的に判断がつかないときで、






アレルギーなら効かない薬と、





風邪なら効かない抗生物質もらって帰ってきた。





その直後結果が判明。





風邪。





なぜなら熱が出てきて、湯水のように鼻も出てきた。





もらった中に役に立ちそうな薬もある。




さすが医者。




見立ては間違っていない。





しかし、




この抗生物質はどうしたものか。




何故効きもしない抗生物質なんか





医者は必ず出すのだろうか?




調べてみたら、





炎症が起こったとき、菌が肺に入って肺炎にならないように、





とか、





とかく、風邪は随所に炎症ができるもの。





でも、





大事な、腸内細菌や、有効な菌まで死滅してしまう抗生物質。




肺炎とかなると怖いし、





腸内細菌は守りたいし、




要するに




飲むのか、





飲まないのか





揺れる。


今年の春、



そして初夏に、





相次ぎふたつの星が、






地上での輝きを全うし、





天に昇って逝った。





そして、この彼岸は、






いつもと違う。






先祖の墓の近くに





二人も眠っている。





少し早いけど会いに行く…





手を合わせる向こう側で





線香の煙が揺れる。