いつの頃からか
ベランダに訪れるようになった
地域猫
「しろ」と名付けて
餌をあげる歓びを味わっていた
他に2匹の地域猫がいるのに
身体能力が一番高いのか
訪れるのは「しろ」だけ
道端で会っても
つれないのに
ベランダにきてくれたときは
撫でさせてくれる
気分が良ければ
抱き上げさせてもらえるまでになったけど
突然、
歓びの終焉が訪れた
上にあがってこられないよう
仕掛けができていた
網戸を餌のおねだりで
壊されても
構わないほど
そばで愛でられる
歓びを味わっていただけに
悲しい
今は、道端で会ったら
一定の距離感で
ゴロン
とお腹は見せてくれている
ああ、白いお腹は
変わらない
白いお腹の毛の
まぶしさに
「揺れ」る