化粧の罠。その2

続きです。

化粧をすることの楽しさを知った私は毎日化粧をするようになりました。

しかしこの時の私はまだ大事なことを知らなかったのです。

化粧をするということは化粧をおとさなければいけないということを。

そう！クレンジングはものすごく適当だったのです！

結果、肌荒れ大爆発です。

今まで色黒でしたがニキビなどはできない体質だったのに突然思春期かよ！というくらいニキビが発生し、毛穴の汚れが目立つようになりました。

自分はニキビができないと思っていた私はめちゃくちゃ落ち込みました。



「顔面がマッドマックスの世界観くらい崩壊してる！」


でこでにきびがヒャッハー！鼻の下でにきびがヒャッハー！顎でにきびがヒャッハー！鼻で毛穴がヒャッハー！

でもこれは化粧品が悪いわけではなく私がクレンジングをするときランプの魔神を呼び出すかのごとく肌をごしごし擦りすぎたりめんどくさがって化粧をしたまま寝てしまったり全部自己責任です。

肌荒れを隠すために化粧をしてさらに荒れるという最悪のスパイラルに陥りました。




続く。

化粧の罠

とりあえずドラッグストアで化粧品を一通り買いました。

私は雑誌やインターネットの口コミ情報をいっさい見てなかったので聞いたことあるメーカーと値段の安いメーカーの物で揃えました。

家に帰って早速試そうと思いインターネットで

化粧 やり方 初心者

で調べてファンデーションには下地が必要であることを知りもう一度買いに走りました。(隣に売ってたのに全然気がつかなかった)

帰って言われた通りに化粧をやってみると顔がはっきりしました。

綺麗になったというよりは顔のパーツが生まれた。

50が100というより0が1に！

今までただの焼け野はらだった所に眉毛の小さな芽や目の小さな芽が生まれたのです！

私は感動しました。

(練習すればざ○ちんみたいになれるかもしれない！)

しかし私はこの後すぐにダメージを受けることになります。

髪型の次の行動。

美容院に行って髪型をなんとかしてもらった私は改めて自分のやばさに気づきました。



私「頭だけかつらくらい浮いてる！」



今まで全体的にブスとしてバランスがとれていたのが髪型の自立により他のパーツが熟年離婚したのです。



私「今までうまくやってきたじゃん！(ブスとして)」

なんとかしないと！

私は美容院で読んだ雑誌の内容を思い出しました。

・服、小物
・化粧品
・モテる女の座談会みたいなやつ
・アレンジレシピ
・俳優インタビュー
・占い


私「次は多分化粧品だ！モテる女の座談会みたいなやつが最後だ！」



私は化粧品に手を出すことにしました。

恥ずかしながらこの時の私はBBクリームの存在は知っているけど何なのかわからないくらいのレベルでした。

私はドラッグストアに行くことにしました。(デパートのコスメコーナーの存在は知っているけどレベルが足りないので全滅されると思っている。)



今回学んだこと

ブスはバランスが崩れるとよりブスになる