OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

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OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(以降、OAUで表記)は、2005年に結成され、2006年にデビューアルバム「OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND」が発表された。

このバンドはBRAHMANのメンバー4人にスコットランド系アメリカ人のバイオリニストのマーティンに、パーカッショニストのカクエイの6人編成のバンドです。

あくまでもアコースティックに拘ったバンドで、アコースティックギター、ウッドベース、ドラム、パーカッション、バイオリンに、トシロウとマーティンの2人がヴォーカルを務める。

音楽性は欧米のトラッドミュージックが取り入れられていて、それがOAU独自のスタイルでダイナミックかつ、繊細さを持って演奏されています。


ここまでは、OAUを知らない人もいらっしゃると思うので、OAUをどのようなバンドか紹介させて頂きました。
以降、書く文章は自分の思い入れの部分を書き綴っています。

まずOAUの魅力は何と言っても、キャッチーであること。自然と親しみやすいメロディーに口ずさみたくなりますね。
そして、更にはライヴに本領が発揮されているバンドで、特にライブハウスではステージ上のメンバーとオーディエンスの距離が近いこと。
ライヴでトラッド色の濃いアコースティックな音を直に体感出来ること。

そんなOAUにハマったのは2009年にリリースされた「New Acoustic Tale」からなんですね。

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BRAHMANのファンではあったものの、2006年にリリースされた1stは、それほどハマったわけではないんです。
自分の音楽の聴き方がラウドロック、パンクが中心ととなっていて、それほど、アコースティックの音に慣れてなく、また初めからトラッドミュージック色の濃い音楽性に入り込めたわけではありませんでした。

だけど、「New Acoustic Tale」を初めて聴いたとき、1stよりキャッチーになっていて聴きやすくなっていて、また音楽性の幅も広がって来て入り込みやすくなり、それからこのアルバムがリリースされる前の1stとミニアルバムの「all the way」もちゃんと聴くようになり、すっかり耳に馴染んで好きになりました。

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その後はOAUの出演している様々なイベントに行ったり、またちょくちょくライブハウスにも足を運びました。


また、今では秋フェスとして定着しているOAUがオーガナイズしているフェス「NEW ACOUSTIC CAMP」もOAUの魅力の一つになっていますね。

ハイスタや10-FEET初め多くのパンクバンドがラウドロック型のフェスを開催している中で、BRAHMANが走ったのは、OAUの形態でアコースティックが縛りのフジロックに踏襲しているような自然豊かな場所でキャンプと兼ねた野外フェスを開催していること。
このことからも、BRAHMANって相当独特なバンドなんですね。
BRAHMANに関係なくOAU好きって人もいますが、実際には自分のようにBRAHMANの流れでOAUが好きになった人が多く、このフェスもアコースティックの冠があるフェスであるのにも関わらず、パンクTシャツを着ている人が多いですね。

それと、OAUの魅力をもう一つ言うなら、アナログ感溢れること。
本当はOAUもBRAHMANのようにアナログレコードを出したい所、BRAHMANほど多くの人に聴かれているわけではないのか、ビスコのCMソングにもなった「夢の跡」のミニアルバムくらいしかアナログ盤が出ていないんですね。

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でもアナログレコードのような施しは見られるんですね。
音の左右分離が際立っていたり、また音の奥深さも出ていたりするんですね。

また「FOLLOW THE DREAM」ではアナログ盤サイズより大きいサイズの歌詞カードが封入されていたり、歌詞カードにじっくり向き合えるんですね。

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歌詞カードの真ん中に見開きのCDジャケットを置いています。

ちなみに自分にとってOAUのベストのアルバムはこの「FOLLOW THE DREAM」ですね。

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全体的にトラッドミュージックの枠から飛び出してバラエティに富んだアルバムで、なおかつ震災を機にメッセージ色が濃くなっていますね。
その代表格が「朝焼けの歌」と「夢の跡」。
それでいてポップで楽しい。

トシロウさんがBRAHMANはますますハードコアに、OAUはもっと幅広くなって行っていいと言った発言をしたことがありますが、まさにBRAHMANでは表現しきれない世界観がOAUにあると思います。

今週の金曜日のOAUのビルボードライヴは楽しみです。