マインドフルネスはどこでどんな状況でもどんな時でも、
すぐに実践できます
食べたり、お風呂に入ったり、歩いたり、家の手伝いをしたり、
人と話したり、運動をしたり、ただぼーっとしたり
こんな日常のなんでもないことでも、
マインドフルに行えばたくさんの効果が得られます
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楽しいことでも不愉快なことであっても、
それをマインドフルに行えば、さらに楽しくなったり、抵抗が減って苦痛が減少します
なにかをマインドフルにすることで、注意が今に向けられて、
将来を心配したり過去に囚われたりすることがなくなり、
不安になったり気落ちすることも減っていきます
ここで重要なことは、
困難な状況でマインドフルネスを使えば、
状況に反応するのではなく対応することができるようになることです
困難なことが、自分の手に負えなくなることを防げるのです
日常の行動をマインドフルに行うとは、
たとえば以下のようなことです
*マインドフルに歯磨きをしてみる
歯を磨く間は、ほかのことには注意を向けず、
歯を磨くことだけに集中してみましょう
その日のできごと、明日の予定、仕事のメール…
それらのことを考えずに、
ただ今この場所この瞬間に歯を磨いていることに注意を向けましょう
歯磨き粉のチューブを手に取り、キャップを外します
チューブとキャップの感触や温度を感じましょう
次に歯ブラシを手にして、チューブを押し歯磨き粉が押し出されるのを感じます
歯を磨いているときの手、腕、舌、ほおの動きを感じます
歯磨き粉の味に気づきましょう
どんな味ですか?
吐き出しますか?
飲み込みますか?
思考が将来や過去のことにさまよい始めても構いません
それに気づくことがマインドフルネスなのです
注意がさまよい始めたことに気づいたら、
ゆっくりと注意を歯磨き粉の感覚や、
歯磨き粉の味や香りに戻しましょう
歯を磨く音や、歯ブラシを洗う水の音を聞きましょう
歯ブラシと歯磨き粉を元の位置に戻す動きを感じます…
いかがでしたか?
マインドフルネスは日常のどんなことでも、トレーニングになります
歩くこと、食べること、お風呂に入ること、
いろいろなシーンでぜひ実践してみてください
参考文献:
*10代の子どもたちに向けて書かれた本なので、
初めてマインドフルネスをされる方にもわかりやすくておすすめです
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