「メタ認知」という言葉を聞いたことはありますか?
メタ認知とは、
アメリカの心理学者、ジョン・H・フラベルが定義した概念で、
認知心理学で使われる用語です
メタ認知の「メタ」とは、「高次の」という意味です
つまり「認知していることを高次の視点から認知する」ということです
感覚としては、自分の斜め上から自分がしていること・感じていることなどを
観察する感じです
たとえば、
誰かにすごくむかついたとき、
「自分は今めちゃくちゃにむかついている」
「言葉が出なくなるくらいむかついてしまったら、
このあとどうこの怒りを収めていいかわからない」
と、自分の状態を冷静にモニタリングをする
自分はどんなふうにむかついているんだろう
あっ頭が真っ白になってきたな
いつもより声が大きいな
自分でなにを言っているのかわからなくなってきたな
このように自分の状態を観察していきます
自分がどんなふうになっているのかをしっかり意識で認識していくこと
よく「怒りに我を忘れる」という言葉がありますが、
このメタ認知を働かせるとそういったことがなくなります
メタ認知が働くと、自分の状態を冷静に観察することができ、
自分を適切にコントロールすることができるようになってきます
どんな感情を抱いてもいいんです
それに呑み込まれないで、適切に感情や行動をコントロールできるようになれば
自分の気持ちを上手に伝えられるようになってきます
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