サカイ引越センターの社員さんを真似して、訪問ヘルパーの私がやっていることがあります。
サカイ引越センターは、真新しい靴下で訪問しはります。
大切なお客様のおうちに清潔な靴下で訪問すること、素晴らしい心配りやと思います。
真似したのは、コロナ感染者が増えて、世界的にロックダウンや外出禁止となった三年前からです。
当時、高齢のご利用者様方はみなさま、それはそれは、感染を怖がりました。人と集まることを怖がりデイサービスを辞めた方も増えました。
訪問ヘルパーが来ないと困るけど、どこの誰の家で、どんな物に触れたか、わからない、ヘルパーが自分の家にも上がって来る、のを、怖がるご利用者様もおられました。
訪問ヘルパーは、自分が感染することで、ご利用者様にうつしてはならないと、うがい、手洗い、消毒、ワクチン接種と、感染対策を徹底しました。と、共に、家の中に入るヘルパーとして、私は、ご利用者様方に少しでも安心していただきたいと思いました。
以来、訪問ヘルパーの私が必ず予備も含めて大量に持って歩いてるもの。
マスク、ナイロン袋、手袋、消毒液、うがい薬、そして、ルームシューズ。
そのお宅に到着したら、お玄関で 夏場は靴下を履きかえます。
冬場はルームシューズを履き替えます。
そのおうちに着いたら、ご挨拶と共に、お玄関でこのルームシューズを履きます。
洗い立ての清潔な物を使ってます、と、アピールすることで、少しでも安心していただきたいのです。
その後、洗面所を使わせていただき、手を洗い、うがいします。
この日の訪問介護は6件。なので、ルームシューズは6つ用意します。
これ、温いんです。
履きやすく、軽くて、脱げにくいので、重宝しています。
スリッパをご用意してくださってるご利用者様もいてはります。が、私は使いません。ご利用者様のスリッパを汚さない為にも、このルームシューズを履き変えます。動きやすいルームシューズでお掃除したり、お料理作ったりします。
そして、そのおうちを退出する時には、
小さい洗濯ネットに入れてカバンの中へ。そして次のおうちに向かいます。
一件一件履き替えると気持ち良いです。
ご利用者様にも、清潔で気持ちが良いわ、と、好評です。
全てのケアが終わっておうちに帰ったら、洗濯機へ。
キレイ好きなご利用者様に、きれいなルームシューズで伺って、安心していただきたいです。
それともう一品。ヘルパーの私が必ずたくさん持って歩いてるもの。
ゴム手袋です。
オムツ交換や 義歯洗浄、入浴介助、お薬塗る時調理などには、ゴムの捨て手袋が必需品です。薄手のものが使いやすいです。
ですが、お掃除のときは長めのゴムの手袋を使ってます。水仕事の時は、長めのが使いやすいです。
↑こういう雑巾のおうちも多いので、ゴム手袋は必需品です。
掃除用のゴム手袋は、繰り返し使えるので、それぞれのご利用者様のおうちに置かせてもらうこともあります。
真新しい手袋を取り出すと、ご利用者様は安心されます。私がご利用者様だったら、どこの誰かもわからない人の家でどんだけ汚れたものを触った手袋かもしれない手袋を、うちの家に持ち込まれた、なんて、考えただけでも絶対嫌ですもの。
清潔第一。ましてコロナ禍です。訪問ヘルパーは、持病をお持ちの高齢の方に訪問するのです。清潔保持は大切です。
ヘルパーとして信頼していただけるようなケアを目指してます。
細かいことかもしれませんが、清潔感を目に見える形にすることは、大切なことと思います。
今日も清潔保持に努めます。
コロナ感染者がまた増えてきました。今まで以上に清潔にケアしていこうと思います。
私の周りのすべてのお人が、つつがなく過ごせますように、今日も、努めます。
