三条更科の鍋焼きうどんと三条会つるぎ食堂の閉店 | 京都はんなりロマンチカ

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三条通り沿いのおしゃれなカフェの隣に

ポツンと建ってる古くて小さな食堂

三条更科

 

お昼ごはんを食べに立ち寄ってみた

 

お店の中にはテーブル席が2つと

待つためのベンチが一つ

 

メニューは麺類と丼もの

 

おすすめっぽかったので鍋焼きうどんを注文

 

グツグツに煮えた鍋焼きうどん

 

私は鍋焼きうどんが大好き

 

七味と山椒、ダブルでふりかける

 

裏切らない味

濃くないのに、しっかり旨味を感じられるお出汁

 

扉も建物も年季入ってると思ったら

大正9年にオープンしたらしく、創業100年の老舗でした

 

「京都では100年くらいでは老舗って言わへんねんで~」て

よく聞くフレーズやけど

よく考えたらそれ言うてんの、100年生きてない人ばっかり(笑)

おまえが偉そうに言うな説

 

まして戦時中の苦労を知らん世代が

軽々しく言うたらあかんセリフやなって思うようになった

 

こんな小さいお店で、昔ながらのメニューだけで

名店としてのネームバリューも無く、100年も飲食店を続けられるって

どう考えたって、凄いし素晴らしい

 

しかも見てください

三条通りにあるのにカレーうどん430円て!やっす!

 

鍋焼きうどんといえば。。。

三条会商店街の『つるぎ食堂』

 

ここの鍋焼きうどんが大好きやったのに

去年の夏頃、いきなり閉店してしまったんです

 

そのことを書いたブログがこちら

 
お隣の八百屋さんに聞いたら
立ちっぱなしで料理担当してはったおじいちゃんの体調悪化が原因みたい

 

閉店後、ショック過ぎてしばらく定期観察してた写真なので

色んな日の写真が混ざってます

 

お店の片づけが進む毎に、空っぽになっていく店内で

背中を向けて椅子に座ってるおじいちゃんの姿を見かけました

その心中、察するに余り有るものがあります

 

これは閉店する間際くらいに最後に食べた冷やし中華

蒸し暑い日で、ものすごく美味しかった

 

お店はなくなったけど、記憶にはずっと残るくらい好きなお店でした

 

玉屋食堂もなくなったし、隠れ家みたいやった喫茶ニューフローリァンも

ミッドセンチュリーな内装が素敵やった喫茶扉もなくなったし

呉から遥々嫁いでこられたおばちゃんが焼いてくれたお好み焼きのハニーも

沖縄食材のお店も、お気に入りやった三条会のお店がどんどんなくなって

代わりに新しいお店が次々オープンして時代が移り変わっていってる

 

たまに、だし巻きとか魚料理を買ってる杉市仕出し店

 

グレゴリ青山の『深ぼり京都さんぽ』に

この店のショーケースは京都国際会館の建物をヒントに作られたと

書かれていました(確かにそっくり)

 

他のお惣菜店に比べると安くはないけど

味は確か

 

出し巻、大好きです

 

今日はジムの日

がんばる