予想外
少し早めに着いた私はコーヒー片手に喫煙所で時間を潰していた。朝礼の時間になり現場に向かうと彼の姿がまだない。おかしいな?と思いながらももうすぐ来るだろうとそんなに気に留めなかった。時間ギリギリに彼は汗だくになりながら慌てて現場に入って来た「あ、おはようございまーす」「大丈夫ですか?」と問う私に「何度も連絡したんですけど繋がらなくて💦」と私にこそっと焦りながら言う彼。ケータイを取り出し、連絡来てないけどなぁ?と不思議に思いながら確認して、ハッとした。(連絡先伝えたの、サブ端末だ…)急いでサブ端末を確認すると画面は真っ暗電源が切れていた。そりゃかかるわけない。「すみません…充電が切れてました。。」なんだか申し訳ない気持ちになり今後こんなことにはならないようにとメインの端末の番号を伝えた。「もうっ!頼みますよっ!」と可愛く言う彼になんだかほっこりしてしまった。どうやら彼は現場とは反対方向の電車に乗ってしまい気付いたのは折り返しに1時間ほどかかる距離の時だったらしい。しっかりしてそうに見えてちょっと抜けてるところがあるんだなって昨日の印象とは違い、少し話しやすくなった。その日はなんだかちょっと仲良くなれた気がした。【あ、ちゃんと休憩中に充電器買ったからね!笑】