先日、六本木アカデミーヒルズで開催された、
近視研究会主催の「子供の眼の成長を考えた夏休みの過ごし方セミナー」に参加してきました。
息子も学校で、毎年、眼の検診があり、結果を持ってくるのですが、いつも結果はばらばら。
要検査だったり、抜群に良い年があったり。
悪い結果に慌てて、眼科にいくと、特に問題はないとのことで、子供の眼は毎日のストレスや体調で大きく差がでてしまうらしいのです。
また、中学受験を追え、中学校にはいったら、メガネをかけている子の割合がとても多いことに驚いたばかりでした。
今や、ある中学校で95%が近視であるとの報告もあり、これは、日本だけではなくアジアのほとんどが同じ状況であるとのこと。
ただ、近視だったとしても、眼鏡やコンタクトでどうにかなるし・・・。
私もそう思っていました・・・。
ただ、強度の近視は国内失明原因の第5位になっており、
近視になってしまった場合、75歳になった時に、39%がなんらかの視覚障害で苦しんでいるのだとか。
このままでは、私がおばあちゃんになった時に、毎日の日課、眼科通いが決定してしまう!!
いやいや、まずいぞ。
大人になってからだと近視を治すことは難しくなりますが、なんと、子供のうちは、近視を抑制する方法があるらしいのです!!!
近視研究会 代表の坪田一男先生のお話。
なんと、先生の研究の中で太陽光の中に含まれる
「バイオレットライト」が近視進行を抑制する効果があることが、
最新の先生の研究で発見されたそうなのです!
バイオレットライトは、電球にはほとんど含まれておらず、屋外に豊富にある光です。
家庭や学校、オフィスにはほとんど存在しておらず、1日2時間屋外での活動を心がけるとよいそうです。
また、その後、子供の能力を最大限に引き出し、心身ともに健康で生活できるようなデザインをつくられてきた株式会社環境デザイン研究所会長の仙田満様のセミナーで「子供のあそび空間」について学びました。
子供たちは、遊びを通して、
身体性、社会性、感性、創造性、意欲、挑戦性など沢山のことを学んでいきます。例えば
・身体性:意欲を歓喜するオープンスペース、遊具スペースでのあそび
・社会性:交流意欲を喚起する道スペース、アジトスペース
・感性:感度を喚起する自然スペース
・創造性:想像意欲を喚起するアナーキースペース
それらの環境におくことによって、遊びを通して、さらには意欲、挑戦性を学んでいくのです。
家の中でゲームばかりしていては、子供の適正な能力を伸ばすことは出来ないのです。
子供たちは外遊びをすることによって様々な能力を鍛え、乗り越える力を獲得していきます。
近視研究会でも、1日2時間を目標として外で太陽、自然、みんなで遊ぶことを提唱していますが、
現実問題、今の都会の環境では難しい場合もあるかもしれませんが、
子供の眼、そして健全な育成のために、
朝の涼しい時間に散歩をしたり、ご自宅のベランダやテラスで植物を育てて、自然と触れ合う時間を作ったりするのもいいかもしれませんね。
我が家でも今年の夏休みは、外遊びができる自然に触れにいこうと思います!