mackerelが死んでしまってからもう2カ月以上がたったなんて、信じられない気がします。
月日が流れるのはとても速い。
たとえ誰がいなくなろうがどんな事件が起きようが、私達の日常は流れていくのだなぁ、と今さらながらに思います。
私はこの2カ月やはり余り元気ではなかった。
もちろんご飯はちゃんと食べていたし、猫達の世話もしてました。
そしてこれがちょっと問題でした。普通だったら子供達の誰かが旅立ったとしても他の子達の為に頑張らなきゃ、と思うのです。それが今までの私でした。
でも、今回はダメだった。キャットハウスに行くとまずmackerelがいない事に気付く。
あの子がいない、その気配に気付くのです。そしてそのまま泣きだす自分がいました。
どうにもならない、全く役立たずの自分でした。
猫達と過ごす時間はもうmackerelがこの世にいない、という事実の再確認の作業でしかなかった。
これ、とてもきつくて痛かった。
結局mackerelは単なる感染症で死んだらしい事が、解剖の結果分かってきました。
そしておそらくあの病院(診療拒否の手紙をよこしたところ)での巨大結腸症の治療の過程で何らかの細菌感染があったのだろう、という事でした。
感染症には抗生剤です。素人でも知ってる。
病院ではただの一度も抗生剤の投与は行われませんでした。
これは誤診なのだろうか?もしそうだとしても私はそれであの病院を責める気はありません。
完璧な医者はいない。
ただひとつ、どうしても許せないのは、安楽死は絶対に嫌だという私達の気持を理解せず、あの子の治療を諦めた事です。医者に諦められたら患者はどうすればいいの?
頑張りたいと思っても頑張りようがないじゃない。
この病院とはこれからもしかしたら少し葛藤があるかもしれません。
それがどんなものになるか、果たして訴訟になるのかどうなのか分からないけれど。
ただ私は気持に区切りをつけない事にはどうしようもない、と最近になってやっとそんな風に考える様になりました。
mackerelと名前をつぶやくだけで情けないほどぼろぼろ泣いていた私。
二度と記事なんて書けないかも、と思っていたけれど、こうして短い文章を書き始めました。
読んでくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。