マネーゲーム


 スーパーで「刺身」を買ってくる・・・。もちろん、見た目が「おいしそう」で新鮮にみえたからだ。ところが・・・わが家には、たいしてグルメでもない猫汰がいる。ヒラメは食べたが、タイは最初っから見向きもせずに逃げていく。イカも無理矢理口のところに持っていったら食べたものの、先ほどのタイののった器にあげたら逃げていった(苦笑)。
 犬はともかく・・・猫の「(肉・魚の)鮮度」感覚は研ぎ澄まされているのだろう。わが家には、17年生きた「異常にでかい眼」の白虎猫がいたが、こいつ「新鮮なイカ刺し」しか食べなかった。親父の晩酌に付き合って、いつも「新鮮なイカ刺し」をたいらげていた。お袋が「猫ちゃんのイカ刺しを・・・」と魚屋でいって買う姿を隣人はどうみていたんだろうか(苦笑)。

 それはともかく・・・某ネットの経済(株)関係のブログを読むと、あるある-
-得意そうに(苦笑)、ネット・トレーディングだ。
「なんでぇー」「あんなもん、退職主婦のパチンコ三昧と変わらんではないか」
-そういってやりたいが・・・他人(ひと)のブログだし、もともと「ぢぶんのカネ」ではなく親の仕送りの悪銭なんだから身に付かないのも不思議ではない。そもそも、
◆汗水垂らす
-ということさえ知らないで、初心者でさえない無資格者がやっているんだからさ(苦笑)。(参加資格は要らない!それが、この手の大問題だな。)
■「それは、ただの丁半博打だよ!」
-と、ネット・トレーダーにいってやってもわからんだろうな。
ま、こういう手合いが大量に用意されているところに機関投資家の出番があるのだから、損する手合いがいないと株の利鞘取引が成立せん(爆笑)。

全員が勝てないマネーゲームというよりも、大勝ちする者があれば必ず負ける大量の素人、否一般投資家がいるというわけだ。

このマネーゲーム・・・ネット・トレーディング・ソフトがどこの証券会社が用意したものも変わり映えしないものの上、肝心の東証のソフトが海外に比べて一桁劣る安っぽいものらしい。すなわち、学生・主婦ネット・トレーディング時代に対応できていないのだ。

ネット・トレーダー・・・
パソコンの前に座りディスプレイを見つめて、売買に一喜一憂する。そして丁半博打のように-
「売った」
「売買が成立した」
「儲かった」
-と誇る。これが、実業を持たない(無職の)デイ・トレーダーの「おとうさん」なら、妻子や親兄弟姉妹はどう思うだろうか?

昔から、
■相場と株は素人のやるものではない(ヤクザなこと)
-といわれてきた。たとえ蔵を建てたとしてもだ(苦笑)。
#ま、基本的には蔵が建てば、それでよいのだが(爆笑)。

パチンコでもマージャンでも競馬・競艇でも熱中者は他人(ひと)に、
●儲かった
-ことしか言わない。収支がないのである。
■いくら注ぎ込んで、いくら儲けたか?
-企業で言う損益分岐点の設定というものが、個人にもあるだろう。

親からの仕送りとか、夫の持ってくる月給とかを、それらの全額を資金として運用する、さらには資金能力を超えて運用する・・・「儲かれば」必ず「分を超えて」運用するようになっていくだろう。

損益分岐点・・・それは、
●超短期・・・昨日今日明日
◆中期・・・でも、せいぜい年単位
■人生五十年という一生の単位
-どこで、みるかだ(苦笑)。

朝三暮四のおサルさんではあるまいし、超短期で得た失った損益分岐点なんて・・・そもそも損益分岐点とは言わないだろう。

まあ、それが仮に他人(ひと)のカネであっても、
「他人(ひと)のものは、ぢぶんのもの(苦笑)。」
-どうせ将来は、ぢぶんのものと最善用を心がけ、いわゆる市場の活性化の一助(捨石)になるのも、お国のためだろうか(爆笑)。

いまは、お国のために兵役では死なないが-
■(経済学部)学生や(育児専業)主婦も、お国のために・・・死生を懸けて尽くす
-のだ。先物取引(相場)・株で(爆笑)。

「たんす預金を市場に!」
-これは、政府の合言葉だ。