〈宗教思想家〉ノロカメさん、お久しぶりです(笑)。ノロカメ氏のシステムとは、
●何かよき予定調和状態のこと
-でしょうか?!

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システムについては個々に見方がまちまちであり、問題も有ります。
私が言いたいことは、人間を始め生き物が生きるシステムの中で生かされている存在であることを知ると言うことが必要なことであると。
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われわれが容易にイメージし得る「システム」とは、
● nifty や、この yahoo! のようなプロバイダー(電気通信会社)の提供するインターネットのBBS(電子掲示板)
●それらの System Operator
●われわれ user
-の関係で当てはめるとよいかと思います。
当たり前のことですが、電子掲示板(会議室あるいはブログでもいいですが)には、ハードウェアとソフトウェアによって成り立っております。
われわれ生物界では、厳しい生物さえも何度も絶滅においやった地球(宇宙)環境-小惑星衝突、スーパープルーム・大火山噴火・・・-と、あるはなはだ危ういガイアと命名されてもいる「ホメオスタシス」の関係です。それらが引き起こす「低酸素期」「大暑熱期」「大氷河期」を経て、われわれはその厳しい環境に合わせて生き残ってきたわけですが、多くの種が滅びました。99%が滅んだようです(苦笑)。つまり・・・
●生かされている
-というよりも、
●ほとんど殺されている
-というほうが正しい(苦笑)。われわれは、弱かったから今がある。強くて環境まで支配していたら、それらによって絶滅させられたことでしょう。それが進化論でした。

さて、それは措いて・・・
●われわれ(user)が、BBS(電子掲示板)で生きられる(笑)のは、System Operator のおかげであります。残念ながら、System Operator なしにはシステム維持はできません。そして、プログなどでは・・・われわれ(user)にも、その System Operator 業務の一部が移管されておるわけです。
そして-
●その System Operator 業務は、自動化されつつあるようです。

思い起こせば、かつてあなたがご活躍だったTTY(テレタイプ、無手順)のパソコン通信時代のniftyの電子会議室の仕様は、
●コメントリンクが付けば、メッセージの自己削除はできない
-仕様でした。基本的に、System Operator (以下、SysOp とする)が、作為的あるいは無作為的に発言削除を行う仕様だった。

ネット・トレーディングでも大問題になっておりますが、
●Y/N?で、Yすなわち確認を押すと、われわれの電子メールでも何でもインターネット電子空間へとんでいってしまうわけです。それからは、電子メールの取り消し(なかったこと)はできません。

これで、みずほ→東証の取り消し不作動事件が起こりました。そして、あの東証のシステム限界は、400万件程度だそうです。ちなみに、ニューヨーク証券取引所は、3000万件あたりとか。

ネット・デイ・トレーダーは、その限界近くを容易に動く。ど素人(ネット・トレード)ユーザーが、一斉に「売り」に走るわけです。一般投資家は、己が考え付いたら、どんな奇抜なことでも三百人以上は同時に「思いついている」ということを考えるべきです。そして、己が「損切り」に走れば、みんながそれに向かう。大衆化したネット・トレードのおそろしいところは、そこです。そして、東証のシステムは、「誤入力」にも「大量売り」にも対応できていない。東証システムの大問題です。

われわれの、このフロート型連結をしたプログ集が・・・混雑時には異様に遅いのも、システム容量の不足でしょう。

われわれのシステムは容量不足です。
●地球環境システム:人口爆発に耐えられない
●yahoo!ブログシステム:これも大アクセスに耐えられない
●東証システム:450万件以上の売買に耐えられない
●巨大国際空港システム:天災やただの横風や多数鳥類の飛行に耐えられない
-われわれは、非常に脆弱なシステムの下に「生かされている」わけです。
●司法システムも狂人を隔離収容し切れずに釈放してしまう。
 殺すのは死刑囚だけ・・・無期懲役といっても模範囚なら最短15年で仮釈放にこぎつけられる。
●建築物件の検査確認業務は、あのとおり・・・(昔からですが)
●証券取引上の不正の監査も、あのとおり・・・
 もともと企業の監査も機能していなかったり(苦笑)。

国会だって、予算委員会は大繁盛だが・・・肝心の決算委員会は、あの太蔵議員くらいしか行かない(苦笑)。やりっ放しのシステムなわけです。


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交通ルールや義務が何故ドライバーに課せられているかは、交通システムの中で生きているからであります。信号無視すれば交差点でトラブルが発生しシステムは正しく作用しません。
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その交通シもステム万全には程遠い(苦笑)。

◆事故は、システムを正しく守っていても起こります。
 交通ルールを守っていれば、事故は起こらないというのは、警察のための現代の神話なんですよ(苦笑)。

年間一万人に迫る「交通事故死者」ですか。死傷者総数は想像を絶する。年間事故総数なんて、警察に交通部があるというだけで、その多さが推察できます(苦笑)。


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システムの問題も解決する必要は有りますが、社会システムの改善はやはりそれを取り扱う部署があり、政治の役割が大であり、それもシステムですね。
先にも述べたように、何故システムを取り上げるかは、つまりそれぞれと関係を持って人間は生きていると言うことの気付きで有ります。
まず基本をしっかり押さえて、事を始める。これが物事の理屈であり、まず初めに自己確立からと言うノロカメの主張であります。
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それは、政治の役割ではなくて
●行政官の役割
-への過大な期待ですな(苦笑)。

◆政治はシステムというよりも・・・人でしょう!◆

そのシステムがダイナミックに変動しているんですから依然として「自己」の確立のほうも容易ではない。われわれのシステムは、よりよいシステムへと収束すべきではあるが、それに漸近しているかどうか?

そして-
■そのシステムのダイナミズムに、かろうじて対応し得るのは政治■
-であります。

耐震偽装やライブドア問題で-
●またも規制強化の回帰論
-が巻き起こり、規制強化の嵐が吹くことでしょう(苦笑)。

◆民は利に走り、公器たり得ない◆
・・・官僚たちは得たりと、そういうに違いない。

所詮、いかなるシステムも人(智恵)なわけです。
インターネットの場合でも、ハードは開発によって著しく安くなった。記憶装置も安くなった。でも、天文学を扱うには、小さいし・・・
●家庭での映画画像を扱うにもまだまだ小さすぎる。
-わけです。テラバイト以上・・・が、要請される。われわれのもつ最新鋭のブルーレイ仕様にしても、何だかマイナーチェンジに過ぎないようなレベルの小改良に過ぎません。
まだまだです。

システムの成熟なんて(苦笑)。

まだしも-
■現状に即した自己確立を、いわゆるシステムを除外したところで得る
-のが肝要でしょう。そうでないとシステムに振り回される。

ゴータマ仏陀がたどり着いた「統一場の理論」であります。叡智は、システムの外にあり。わたしは、そう思いますね。