焙煎の技能を競う全国大会 JCRC。





予選は、生豆鑑定と焙煎豆の提出。






生豆鑑定は、東京・神戸の2会場で実施され、

僕は神戸会場に申し込み。

10月11日(日)に行われます。





焙煎豆の提出のほうは、

共通の生豆を

各競技者それぞれの持ち場で受取り、

焙煎後、送り返します。

そして、官能評価を受けます。





その共通の生豆の発送が

「29日(火)から」という連絡。




神戸会場申込者は、

10月8日(木)15時まで

東京事務局に到着するよう

焙煎したお豆を送ります。






5kgの生豆が送られてきて

「100g×2」の完成品を送る

そんな決まりになっています。




さて、使用している焙煎機が

5kg釜という容量のもので

一回に投入量、2kg~4kg の生豆で

普段は焙煎しています。





この焙煎・・・・・簡単といえば、とんでもなく簡単で

難しいといえば、とてつもなく難しいものです。





初めて出会う生豆はとくにそう。





1回目で傾向をつかんで、

2回目でねらいを定めて

3回目で微調整し仕上げる






生豆と焙煎の関係をこんなふうにとらえていて、

で、昨年は、5kgを3分割して、

1.66kg を 焙煎し、

3度目のものを提出、

という段取りで予選にのぞみました。





投入量を変えることについては

焙煎する人、

いろいろと「考え」があるかと思いますが、

僕個人は、

釜容量の6~8割りがベストとか・・

少ないほうがいい、など

~でなければならない、という発想はなく、






とはいっても、

構造上の制約はうけますから、

その最小量と最大量の範囲を見極めたうえで

その範囲内であれば、

目的に合わせて自由にやれるものだと思っています。






そういいながら、ややこしいですが・・

実際の日常業務では、

変数のある作業で、固定すべきは

投入量だと

今のところは考えているので、

いつもは、2kgか4kgかのどっちかで焙煎しています。






要するに、投入量について

ベストの量がある、という考え方はなく

一定の範囲内であれば

どんな量であっても、

上手に焙煎することはできるのだろうけど

普段、そんな挑戦的なことはしない・・っていう・・

そんな感じでしょうか。






さて、今回は、5kgを4分割。

1.25kg で 焙煎 する段取りを考えています。





ことあるごとに、

普段とは全然違う焙煎にチャレンジして

その結果から、何かを発見し、

磨いてきたPUBLIQ COFFEE の焙煎。






今回もその契機になれば。






コーヒー豆の品質向上にもリンクさせて

調整・準備をしているところです!