こんにちは。岩見尚子です。
あの日から12年
忘れることの出来ない日
2011年3月11日
この日は東日本大震災があった日。
今でも覚えてる。
入院している父に会うため
毎日、病院へ通っていたころ。
この日もそうだった。
1歳になったばかりの娘をベビーカーに乗せ
片道1時間の時間をかけて
父に会いに行く途中だった。
ちょうど電車に乗る前
道を歩いていたときに
大阪でも大きな揺れを感じた
怖かった。
私はベビカーを必死ににぎり、娘の様子を見る。
通行人も、少し身を構える。
当時は
私はまだスマホを手にしてなかったから
どこが震源地だったのかさえわからないまま
父の病院へ向かった。
父に会ってホッと安心する私。
時間が経つにつれ
同じ日本で起こっていることとは思えないほどの映像を
お昼寝する娘を腕枕する父と、一緒に見る。
余命宣告 3ヶ月
父が残された時間は長くない。
明日はもしかしたら会えないかもしれない。
何気ない会話ができなくなるかもしれない。
声を聴くことができないかもしれない。
肌のぬくもりを感じることができないかもしれない。
当たり前にある
命が
明日が
一瞬でなくなってしまうことだってある。
TVの映像と。
目の前で弱っていく命。
私は少しでも多くの時間を
父と過ごしたいと思い
できる限り毎日会いにいった。
後悔はほぼない。
だけど
今、振り返って
もっともっとしておけば良かったなぁと思うこと。
それは、
「父と一緒に写真に写して残すこと」と
「ありがとう」をちゃんと言葉にして伝えることだった。
2011年以来
私にとって3月11日は
「命」について改めて考える日となった。
ありがとうを伝える
目の前の当たり前に感謝できる写真
あなたも残しませんか??
では♡
今日も素敵な1日でありますように♪
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