いきなりではありますが・・・
皆さんは、会話の中で
自分の本心に初めて気付く
なんてご経験はありませんか？
前回のブログで、母の介護に非協力的な
夫に対し
あなたとこの先やっていく自信が無い
と脅かした 
という一節がありましたが、実際は
こんなやり取りがありました。
何が一番つらいのか？
そんな私の脅し？に一晩考えた(であろう）夫はそっと私にこう尋ねました。
何が一番つらいのか？
まだイラついていた私、無視してやろう
か、と思いましたが、いつになく真剣な
眼差しの夫に、ポツリポツリと心情を
語り始め・・・
すると溜まりにたまった？夫への不満が
出るは出るは
私は話しながら涙がポロポロ
いつしか夫の質問はどこへやら、話は
あらぬ方向へ迷走・・・暴走？
一気に吐き出した後は、何とか軌道修正
夫の質問に対してやっと辿り着いた
私の答えは
終わりに向かって
頑張るのがつらい
自分の本心を認識
私がどんなに母の介護を頑張っても
その先のゴールは・・・
子育てのように、成長につれて、
できる事が増えていく
そんな喜び
は介護においては
当然、無く
できない事ばかりが増えていく
そして、その先には見たくもない
迎えたくもないゴールが
待っている。
それでも頑張らなきゃいけない
私は、そう涙ながら
夫に訴える
自分自身に驚いていました。
その時、自分の中でモヤッとしていた
一番の辛さをはっきり認識した
のです。
私の気持ちを理解してくれた夫
夫としては、”私が一番つらい”ところを
手伝うつもりで具体的な答えを
求めていたはず。
あれをやって！
みたいな
なのに、まさかの抽象的な答え
一体、何をどーすりゃいいんだ？
という心境だったと思います。
しかし、夫は静かに私の話を
聞き、最後に一言
わかった と
それからです。人が変わったように
介護に積極的になったのは
”脅しが効いた”というよりも
私の”つらさ”を理解、寄り添おうと
してくれているのかな？
←珍しくおノロケ？
見えないゴールよりも大切な事を
終わりに向かって頑張るのがつらい
しかし、それはどんな努力をもって
しても回避できない事
それよりも
今はまだゴールは見えません
見えないゴールを恐れるより、
今しかできない事を
”頑張る”よりも、今を大切にして
母との時間を少しでも長く楽しく
過ごせたら・・・そう思っています。
最後までご覧下さりありがとうございました。
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