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↓前回のおはなし。
わたしが外に飛び出してしまった数日後
ぽしゅ君は旅立って初めて
わたしの前に姿を現す形で
夢の中に会いに来てくれました。
抱っこした
あのずしりとした感覚。
柴犬のようなごわごわな
ちょっと硬いおけけ。
なんともリアルな感覚で
思いっきりぽしゅ君を
抱きしめました。
『あとほんの少しだけ。
ほんの少しだけ待っててね。
ぜったい分かるから。
待っててにゃぽよ。🐯』
そう言って
するりとわたしの腕の中から
飛び降りて行ってしまった。
待って、もうちょっと
一緒にいたいよって
伝えたけれど
この場所には長くはいれないからって。
走って消えていってしまった。
もっともっと
抱きしめていたかっったな。
夢からさめると
とても重要なメッセージを
ぽしゅ君は伝えに来てくれたのだと思いました。
あともう少しだけ
ほんの少しだけ待っててと
言っていたぽしゅ君。
ぜったい分かると
言ってたぽしゅ君。
えっ？？
えっ？？
生まれ変わってくるの？？
どこに――――！？？？
と思いながら
この日からわたしは
ぽしゅ君の生まれ変わり探しに
奔走するのです！