おはようございます
金曜日の(米)雇用統計は、市場予想よりも大幅に弱い数値で、市場も素直にドル売りで反応しました。
雰囲気に流されてロングのポジションを持たなくて、本当に良かった と思っています。
チャートはドル円の10分足。
一番長い陰線が発表時のものです。
最近の雇用統計は、発表時に一方的で大きな値動きをすることが少ないのですが、今回は久しぶりに一方的にドルが売られました。
しかし、この長い陰線は、本当に指標結果が弱かったから出た陰線なのでしょうか
FX会社のニュースなどでは、「弱い指標結果を受けてドル売り加速」などとなっています。
このような報道を見ると、雇用統計の数値が弱かったので売る人が沢山いるんだ。と考えます。
ところが、実際に相場が反応しているのは21:30ジャスト。
発表された数秒後に反応するのではなく、発表時に反応します。
投資家が、弱かったから売ろう!などという時間的な猶予は皆無です。
今回の雇用統計の結果を受けた長い陰線を見て、すぐにわかることは、今回の発表時、いかにロングのポジションを持っている個人投資家が多かったか。ということです。
つまり、個人投資家たちのストップロスが、雇用統計を材料に食い物にされたということです。
為替相場の値動きが、世の中で起こっている出来事に反応した結果だと認識しているうちは、コンスタントに勝てるようにはなりません。
さて、気を取り直して今週の相場。
ドル円とユーロドルについて、今後の取引予定を書きます。
チャートはドル円の日足です。
引いてあるトレンドラインは、前回の投稿時にも引いてあったラインです。直近のサポートはMAで表示してあります。
引いてあるトレンドラインでショート。
しかし、ドル円は小ロット。
一時的にはトレンドラインよりも少し上に行く可能性があると思っていることと、MA198のすぐ下にも複数のサポートが存在するからです。
次にユーロ/ドル。
引いてあるトレンドラインは前回投稿時と同じもの。
その際も、ブレイクしたらロングと書きましたが、予定通りライン上でロングです。
ただし、これは週足なので、実際にエントリーするまでには少し時間がかかるかも知れません。
今回はこの辺で