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明治維新以後、世界で二つの「日本ブーム」

と呼べる現象が起こった時期があります

 

一つ目は「ジャポニズムといわれた日本ブーム」。明治半ば、フランスを中心に欧州で、日本文化・芸術に対して新鮮な驚きをもって注目された時期。

二つ目は「ジャパンアズNo.1といわれた日本ブーム」。 戦後の昭和50年代、アメリカを筆頭に世界が日本の高度経済成長に驚嘆、称した反面、日本への警戒心が生まれた時期。

 

そして、現代社会においては、経済至上主義の行き過ぎたグローバル化が急速に進んだ結果、地球規模の温暖化やテロ、所得格差、移民・難民など数々の社会問題が生じました。

その反動として欧米を中心に保護主義、自国第一主義の台頭など混沌とした時代となりました。そのような中、いま、世界の人々が日本人の「世界観・価値観」そして「精神文化」に関心を持ち、注目し始めているのを私は実感しています。

 

一方、日本独特の世界観、価値観、精神文化を失いつつある日本人があまりにも多くなっている現在、これまで「日本ブーム」のように海外発の他力ではなく、われわれ日本人自身が自力で「日本人としての矜持」を再確認、再認識し、自信と誇りを持って謙虚に世界に向けて発信してゆく時期がきているのではないでしょうか。

 

今の日本人に不可欠なのは、決して、外圧や一部の「海外かぶれ」の政治家、経済人、知識人、文化人に同調することなく、また、グローバル社会の潮流に身を委ねることなく、他の国にはない、日本ならではの世界観と社会を創り、これを正々堂々と世界に示しつつ、一歩ずつ確実に前進していくことが重要だと考えます。

 

●NPO PTPLが提唱する「ジャパネスク時代」の到来ではないでしょうか?

人と自然が共に生きる「ともいき」、ともに生み出す「ともうみ」、共に幸せに生きる「ともさち」をわれわれ祖先は大切にしてきました。

「ともいき」「ともうみ」「ともさち」は個々別々のものではなく、密接に関連しつつ、融和、複合しながら、私たち日本人の心の中に存在します。

そこに貫かれているのは、大いなる回帰循環する自然のもとにあって、人も生きとし生けるものも共に和む「和」の精神です。

それは私たちの季節感やものの見方、感じ方、宗教的心情などの根源であり、日本の誇るべき伝統であり、わが国の文化と精神の真髄です。

 

日本の本質「ともいき」「ともうみ」「ともさち」そして「和」、つまり「ジャパネスク」を思うとき、欧米近代を超えた未来への可能性を強く感じ、これこそ国際的な普遍性を持った次世代の価値観ではないかと思えるのです。

いまこそ、日本の本質、ジャパネスクを世界に伝達、訴求する絶好の時期が来ているのではないでしょうか。

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