ヨーロッパでカルトナージュに出会い40代になってから初めましたが、自分で打ち込める本当に大事なものに出会えたような気がします。
若い頃から、コレと言った取柄も無くまたあまり興味もなく、海外生活も何も得るもの無く終わるのだろう?と思っていました。実際ドイツでは、語学の他はアレンジフラワー、絵画、キルト、トールペイントと色々付き合いなどで通ったりもしました。しかし、何故か?待ち遠しいとか、また行きたいな~という気が起こらず、唯一フラワーだけは楽しみでしたが😍💐

でも、カルトナージュを初めて教えて頂いた日は、夜が眠れなかったのを今でも覚えています。正直本当は、紙を貼るだけの工芸?、、、と思っていました!
実際にやると、きめ細かな技術や誤魔化しがきかない作品の出来を目で見て、考えさせられるものがありました。
そう、それこそが私をこのフランス伝統工芸にどっぷり浸かるきっかけにした理由なのです!
作品作りには、経験や知識だけでなく才能も大事なことです。
しかし、もっともっと大事なことがあります。”それが好きか?ということなのです。
好きだから、技術を磨き、色んな知識を得て其れらは、いつか全部自分の糧になるはずです!
先生になればもうコレで満足ではなく、先生だからこそ謙虚に耳を傾け、誰よりも何十倍も何百倍もの努力をしなければなりません。時間がない、休みがないは通用しません(≧∇≦)
今の私が、毎日こうしてこの仕事を出来ているのは家族の支えは勿論、友人や生徒さん方はじめ、回りに携わる皆さんのおかげだと感謝しております。
カルトナージュを日々考えて、製作にあたってますが、一つ一つ創り上げていく中で作品それぞれ思い入れが有りますし、次々とまた考え更にまた考えながら、新しいデザインを生みだす。作品には終わりなどありません!だから面白い。
メールで次々送ってくれる、生徒の作品を観るたびに、コツコツ頑張ってる姿に本当に嬉しく幸せを感じるこの頃です!
{FB95A56F-8B60-406B-8B0E-93A31415DAEA:01}
生徒作品


アトリエプッチ
      MIKI