本日、第54回PT・OT国家試験の合格発表が行われました。
【理学療法士国家試験】
出願者数:13,253人(11,183人)
受験者数:12,605人(10,608人)
合格者数:10,809人(9,845人)
合格率:85.8%(92.8%)
※( )は新卒者数
【作業療法士国家試験】
出願者数:6,555人(5,289人)
受験者数:6,358人(5,137人)
合格者数:4,531人(4,108人)
合格率:71.3%(80.0%)
※( )は新卒者数
詳細は厚生労働省のホームページをご覧ください。
今回はPTの合格率が前回の81.4%から4.4%増加し、一方でOTの合格率は前回の76.2%から4.9%低下しました。
出願者数、受験者数、合格者数の全てにおいて、PTは増加しました。
また、OTも出願者数と受験者数は昨年よりも増加しています。
PTの合格者数が1万人を越えた第52回に続いて、今回も1万人を超えました。
また、今回は特に採点除外問題が多かったですね。
(共通問題7問、理学療法士2問)
その影響で、理学療法士は満点が272点になっており、合格ラインはその6割の164点以上。
作業療法士は満点が275点で、合格ラインは165点以上。
昨年と比較して合格率の増減はありましたが、それでもしっかりと勉強していれば合格できる国家試験であることは従来通り変わらないと思います。
特に新卒者の合格率は92.8%と80.0%ありますから、勉強に集中できる環境にあれば合格の可能性は大きいと考えられます。
ただ、もちろんどのような試験であろうとも受験者の方が頑張ったことには変わりありません。
今回合格された方はこれからがスタートです。
同じステージに立った訳ですので、切磋琢磨してお互い刺激し合いながら成長できたらと思います。
合格した皆様、おめでとうございます![]()
『PT・OT学生のための国試対策 安易に覚えるゴロ集 2019年度版』
『PT・OT国試対策ゴロ集&勉強方法と考え方 2019年度版』