今日は部分日食＆【蠍座新月】大丈夫、あなたは凄まじい変容を遂げる

本日１０月２５日（火）

１９：５０頃

蠍座で新月を迎えました。

今回の新月は

いつもの新月とは比べものにならない

スペシャルバージョン。

（部分）日食となっております。

（Pixabay）

２０２２年の日食は２回。

１回目は５月１日でした。

そして２回目が今回の１０月２５日。

１回目もそうでしたが残念ながら

今回の日食も日本では見ることができません。

ちなみに日本で見れる日食は

２０３０年６月１日の金環日食

２０３５年９月２日の皆既日食

なのでしばらくはお預け。

日食というのは

太陽、地球、月の３天体の

位置関係によって

引き起こされる現象で

こんな風に↓（下図）

太陽と地球の間に

月がある状態で起こります。

（国立天文台　天文情報センター）

地球から見て

太陽と月が同じ方角にある（＝新月）時に

太陽が月によって覆われるので

太陽の一部が欠けて見えたり

全く見えなくなったりするわけです。

ちなみに新月は

月に１回ペースで起こりますが

日食は

年に２回ほどしか起こりません。

※日食が起こるのは必ず新月の時です。

　新月が必ず日食というわけではありません。

日食には３パターンありまして

・部分日食

→太陽の一部が月で隠れる

・皆既日食

→太陽全部がすっぽり隠される

・金環日食

→皆既日食のスペシャル版

　太陽の中央部は隠れて、はみ出た部分が

　リング状に見える

今回は部分日食です。

日食と似た言葉で月食ってのがありますが

日食と月食はいつもセットで起きますよ。

なので２週間後の１１月８日の牡牛座満月は

月食（皆既月食）です。

楽しみですね。

日食には所謂

善のパワーと邪のパワーといった

強力な両極の波動が宿る

と言われます。

（Getty Images）

例えば日食の邪の波動部分↓

日食は、古代の人々にとっては

不吉の前兆（凶兆）でした。何故なら

生命の源である太陽が覆い隠され

昼間の時間帯に闇が訪れたからです。

それに

現代の私たちは天文学的な知識があり

いつ日食が起きるのかを知った上で

そのイベントを
楽しみにもできますが

ある日突然に太陽が欠け始めて
辺りが暗くなっていた古代では

それはそれはきっと大きな恐怖だっただろう
と予想できます。

古代では太陽が陰に食べられる日食は

国の終りや
権力者の交代を意味するものとされました。

そこで人々は日食の邪光から
なんとか逃れるために
悪霊を払う儀式などを行ったそうです。

マヤでは神殿で多くの生贄の

心臓を取り出す儀式があったとされています。

今でもインドでは、妊婦には
日食を見させないようにするようですしね。

日本の古い書物である古事記や
日本書紀にある天岩戸の話も

日食を表したものだと言う説がありますが

天照大神が岩戸に隠れてしまったときには

この世に災害が発生したとあります。

確かに、天照大神は日本では

太陽の神なわけなので日食は

その神様を隠してしまう
ってことになりますので
不気味っちゃ不気味です（汗）。

一方、これとは真逆で

日食の善の波動部分については

宇宙と繋がるゲートが完全に開き

大いなる宇宙のパワーが

怒涛のごとく地球に降り注ぐ

といわれます。そう、つまり日食は

吉兆でしかないってこと。

（Pixabay）

宇宙のゲートが開く日食は

私たちの人生をまるっと

変容させる力をもつと考えられます。

だから

変えたい

変わりたい

と思っている人にとっては

またとない絶好のチャンス。

そして

日食を吉兆にするか凶兆にするかは

アナタ次第です。

月に１度やってくる新月も

スタートのタイミングですが

「日食＋新月」は

浄化とスタートといった

リセットに最適な

エネルギーが溢れています。

スタートというよりは

リ・スタートの意識。

すべてゼロベースになる

（何かを失う、何かを終える）

「覚悟」をもった上で・・・

言い換えるなら

１度死んで

生まれ変わるような思いで

「新しいスタートをきるっ！」

と決めたあなたを宇宙が全力で

後押ししてくれるタイミングです。

だから大丈夫、安心してね。

さらに今回の新月は

本気なんだなって感じます。

だって、今回の新月の起こる

「蠍座」といえばこれ！

（Pixabay）

死と再生。

変容。

死んだモノが蘇る

根底から覆る

というエネルギーだよ。

ちょっと変える、とかじゃない。

そんな生ぬるいことじゃない。

０（無）が１００（有）に

１００（有）が０（無）に

入れ替わっちゃうくらいのレベル。

とにかく徹底的なのです。

変化ではなく「変容」ね。

（Pixabay）

ちなみに蠍座の変容って

自分一人で変容を目指す、ではなく

特定の物事や人物と

一体化しようとする

パワフルなエネルギーの中で

結果的に変容を遂げる

っていう感覚です。

もうちょっとわかりやすくいうと

極限的・非日常的な体験によって
取り巻く世界が
ごっそり変わってしまう。

そんな感じ。

なんかピンときた人います？

一昨年からの５６７騒動をはじめとする

非日常的・極限的な異常体験・・・

例えば

「終わりと始まり」や

「生と死」といったようなことに

皆それぞれが直面し

「世界の見え方」つまり

「自分自身の感じ方や心の反応」が

変わりつつある人が多いはずです。

人はなぜ生まれるのか。

なんのために生きるのか。

生きるとはなにか。

死ぬとはなにか。

終わりとは？

始まりとは？

私たちの生きる世界とは？

その自分の変容を信じて受け入れる

というか

すっかりまるっと完全に

トランスフォームさせてしまうほどの

圧倒的エネルギーが降り注ぐのが

今回の新月。

うん。

変えようとするわけじゃなく

自然な形で抵抗なく

自分の魂の質（本質）が一変してしまう！

という感覚です。

その変容にはこれまで培ってしまった

自分の中の当たり前とか

常識とか

ガッチガチに凝り固まった

固定観念や思い込みが

邪魔に入るかもしれない。けど

いい加減もうそこを

手放しなさいよ？

本当はわかってるよね？

ってのが

今回の月からのメッセージじゃないかと

感じています。

では新月図ものぞいてみましょう。

（Goisunet）

うん。やっぱり今回は

ここがポイント。

第５ハウスで

太陽・月・金星の

パーフェクトコンジャンクション！

第５ハウスは

・自己表現

・オリジナリティ

・愛の世界観

といった

個人の楽しみや喜びを

表現することがテーマです。

つまり今回は

人生を盛り上げてくれるような

楽しさいっぱいのエネルギーに

満ち溢れた場所での新月です。

そしてここに

金星がぴったりくっついてます。

（Pixabay）

金星というのはシンボルマークが

これ↓であることから分かるように

（Getty Images）

女性性エネルギーを表す

非常に美しい天体で

愛と美、価値観や金銭感覚

人間関係の象徴です。

言い換えれば

「ワクワク、キラキラ担当の星」

なわけです（笑）。

も１回まとめますよ。

個人の楽しみや喜びを

表現することがテーマである

第５ハウスで

まるっと変容するような

死と再生の蠍座新月と

ワクワクキラキラ担当の金星が

ピッタリ重なる。

これはズバリ

自分は

どんなことに幸せを感じるのか。

どんなときに笑顔になるのか。

誰といたいのか。

どんな生き方をしたいのか。

どのくらいの豊かさを享受したいのか。

なにを１番大切にしたいのか。

といったような

生きることの根幹に関する

大事な大きな

見直しの時ですよってこと。

（見直しだけじゃなく

　その後の修正が必要ならそこも含めて）

ちなみに

今回新月の起こる

蠍座３度のサビアンシンボルは

「棟上げ式」。

（Pixabay）

これは

・協力

・協調

・結束力

などのキーワードと

・共同作業で目標を達成すること。

・協調性を発揮してなにかを成し得ること。

といった意味をもちますが

もちろんここでのポイントは

協力する相手、つまり

誰とつながるか、です。

上述したように

蠍座の変容というのは

１個人として起こるものではありません。

特定の対象（人やモノ）と混ざり合い

「完全同化」を目指す過程の中で

凄まじい＜変容＞を遂げる、というものです。

「この人だ」という人を選び繋がり

その相手と徹底的に向き合うことで

今後自分はどこを、なにを目指すのか。

どんな世界を作り上げたいのか。

そこがとても重要になります。

（Pixabay）

つまり今回の日食では

自分の喜びに繋がるもの

自分がウキウキするものだけを

選んでいこうね、と。

その時もしかすると

この人間関係は必要ないからお別れします

とか

この働き方で受け取る豊かさは

求めているものと違うと気づいたから

卒業しますというやや重めな節目を

経験することになるかもしれません。

本当に自分が願う嬉しさや楽しさ

幸せを受け取るために一時的に

痛みを伴ったり勇気を必要とするかもしれません。

でも大丈夫です。

だからこそ

結果として得られる統一感とか一体感

見えてくる世界はすごいんですよ。

美しく、そして驚くほどに

心地がよい。楽しい。嬉しい。

（iStock）

繰り返します。

この蠍座新月が私たちに伝えるのは

特定の事象や人と深く繋がり
心地よく同化していく中で
凄まじい＜変容＞を遂げよ

です。

ほら、例えば

これまでのあなたは

何かに追い立てられるように

気持ちばっか焦って生きてきたから

・自分がやりたいからやっているのか？
・皆がやってるからやっているのか？
・自分が欲しいのか？
・皆が持ってるから欲しいのか？

自分が本当に欲しいもの

自分の魂が目指すものを

見失っていたかもしれません。

でももう大丈夫。

今回の部分日食エネルギーを含んだ

蠍座新月の

凄まじいパワーが

あなたの野生的な狩猟本能を蘇らせ

本当に欲しいもの、求めるものに

狙いを定められるよう

熱烈サポートをしてくれちゃいます。

なんてったって蠍座のテーマは

I desire

私は渇望する

ですからね。

喉が渇いて水を欲するかの如く

あなたの本質が真に求めるものへと

ただひたすら向かいましょう。

で・・・

ここまで新月ネタを熱弁しといて

なんなんですが・・・（汗）

じゃあこの後にどんな情報を期待してます？

新月の願い事の書き方？

何時に書く？いくつ書く？

新月にやるべきアクション？　

何を食べる？お風呂に塩入れる？

新月のエネルギーを

どうすれば受け取れるか？

瞑想する？神社に行く？

じゃあそういう知識ばかりを増やし

鵜呑みにして従って幸せになれてますか？　

願いは叶ってますか？

ジンセイハオオキク

ヘンヨウシマシタカ？

私自身、月の満ち欠けを生活の中に

積極的に取り入れています。

月の波動と共鳴することに

日々意識を向けています。

だからこそ自戒の意味も込めて

多くの方に伝えたいことがあります。

暦（の情報）に

囚われてませんか？

執着してませんか？

操られてませんか？

新月だからという思考で強引に

特別なことをしようとしてませんか？

私の周りにもいます。

新月になるとネットや本からかき集めた

いろんな情報をもとに

〜しなきゃ

〜すべき

でがんじがらめになってる人。

（Pixabay）

そういった儀式や思考にしがみつき

リアルな世界でなんの努力もせず

自分に都合良く騒いでいても

願いなど叶いません。

古代の叡智がもたらすその

チャンスやタイミングを

活かせるか活かせないかはすべて

自分次第です。

思考で暦の情報に囚われ

必要ではない儀式やツールに

時間とお金を費やしたり

そこに依存して

自分が本来やるべき行動が

できなかったりすると・・・

自分が「そう望んだ通り」の

現実を引き寄せることになります。

つまり

暦の情報に囚われ

暦に依存し続ける

そういう現実を引き寄せるってこと。

（Pexels）

宇宙を味方につけたいと思うのであれば

月や暦などは関係のないところで

まずは自分で腹をくくってくださいね。

自分で自分を
幸せにする！

自分の愛で
自分を満たす！

そしてそのために「今」の自分で

すぐにできることを

実際にやる。

ここが最も重要なところです。

もちろんこの実際にやるってのは

新月だから○○をするという○○ではなく

自分の本心が求めること

自分が心地よく感じることをするってこと。

OK?

思考じゃなくて

感情を大事にして動く

ってことです。

自分で自分を幸せにするために

自分にできることをできる範囲で

やればいいだけ。

ココ、大事だから

覚えておいてください。

自分以外の何かに

依存しすぎると

その何かに

支配されます。

自分のことなのに自分で決められない。

自分の人生なのに自分で歩めない。

だから余計に怖くなる。不安になる。

「○○しなきゃ成功しない」

「○○できなきゃ悪いことが起こる」

そんな呪縛にかかってませんか。

そして思い通りにいかなくなると

誰かの（何かの）せいにし始める。

「言われた通りにしたのに幸せにならない！」って。

（Pixabay）

それ、違いますよ。

うまくいくのもいかないのも全て

自分が決めて

引き寄せている

だけです。

信じるべき、頼るべきはまず

自分自身であって

神秘的な力・宇宙的自然的パワーは

補助的役割に過ぎない。

（サプリの考え方も同じだよ）

きっかけとしてちょっと活用する・・

それで充分です。

なぜなら日々そうやって生きていたら

執着しなくても自然に沿った生き方になり

宇宙からのサポートを全力でしかも

勝手に受け取るようになります。

（Pixabay）

例えば新しいことを始めようと思ったら

ちょうど新月が重なったとか

始めようとしてもなかなか取りかかれないって思ったら

実はボイドタイム（なにをやってもうまくいかない魔の時間）を

避けることになってた、とかね。

ちなみに私はカレンダーを確認しなくても

新月と満月がいつかが分かります。

なぜか（笑）

身体が教えてくれるからです。

満月生理と新月排卵という形で。

外的情報に囚われ思考で無理やり

自分の在り方を決めるのではなく

宇宙のリズムに「自然」に寄り添える

体と心を整えておくことの方が大事だし

なにより心地よい！

私は実体験からもそう強く感じています。

本来、宇宙（神）と繋がるための

ノウハウや知識なんて

不要なはずなんです。

願い事は◯時から◯時に

書かなきゃいけない

ムーンウォーターを

飲まなきゃいけない

成就力を上げるには

△△を使わなきゃ

そんなマニュアルいらない。

というか今、自分の体や心からの声が

聞こえなくなってるならむしろ

外からの情報は断つべき

とさえ思います。

（Pixabay）

これは月の情報だけでなく

あらゆる全ての情報に当てはまります。

もちろん、今世の中に飛び回っている

「５６７情報」もです。

大事なことは

自分の内なる声を聞けること。

そこに素直に従うことです。

（Pixabay）

月は確かに途方もなくパワフルで

圧倒的な影響力を秘めてます。

だからこそそこに

囚われない。

依存しない。

あくまで

自分の人生を創るのは

　「自分」だけ。

OK？

では最後に。

今回もとってもパワフルで

美しい新月です。

どうか皆さんが心地よく

凄まじい自己変容を遂げ

夢や願いを実現できますように・・・。

合掌