2001年のイギリス映画です🇬🇧
階下の人たちにもちゃんと名前があるのですが、当時の貴族の風習で、ご主人様の名前でお互い呼び合っていて、最初はもう誰が誰やらわからなくなってしまいました💦
監督はロバート・アルトマン。
アカデミー脚本賞受賞作です。
ウィリアム・マッコードル卿(マイケル・ガンボン)とシルヴィア夫人(クリスティン・スコット=トーマス)が主のゴスフォード・パークというカントリー・ハウスでパーティが催された。
貴賓が優雅に来場する“上の階”とは対照的に、メイドや従者たちは大忙し。
そんな“下の階”では虚飾に溢れたご主人たちのゴシップが乱れ飛ぶ。
2日目の晩餐の席、客の一人であるアメリカ人映画プロデューサーが、この“鼻持ちならない”貴賓たちをネタにした最新作の構想を披露する。それはカントリー・ハウスを舞台にした殺人事件。そしてその夜、実際にウィリアム卿が邸内で殺される事件が発生する。
とにかく登場人物が多い!💦
以前に『プレタポルテ』を観た時も登場人物が多すぎて混乱してしまいましたが
この作品はまだわかり易い方でした。
人物相関図です。
- 「階上」の人々
- コンスタンス・トレンサム伯爵夫人 - マギー・スミス: シルヴィアの叔母。
- ウィリアム・マッコードル - マイケル・ガンボン: ゴスフォード・パークの主人。
- シルヴィア・マッコードル - クリスティン・スコット・トーマス: ウィリアムの妻。
- イゾベル・マッコードル - カミーラ・ラザフォード: マッコードル夫妻の娘。
- ルイーザ・ストックブリッジ - ジェラルディン・ソマーヴィル: シルヴィアの姉妹。
- レイモンド・ストックブリッジ - チャールズ・ダンス: ルイーザの夫。
- ラヴィニア・メレディス - ナターシャ・ワイトマン: シルヴィアの姉妹。
- アンソニー・メレディス - トム・ホランダー: 海軍中佐でラヴィニアの夫。
- フレディ・ネスビット - ジェームズ・ウィルビー: 狩猟パーティーの客。
- メイベル・ネスビット - クローディー・ブレイクリー: フレディの妻。
- ルパート・スタンディッシュ - ローレンス・フォックス: イゾベルの求婚者。
- ジェレミー・ブロンド - トレント・フォード: ルパートの友人。
- アイヴァー・ノヴェロ - ジェレミー・ノーサム: ウィリアムの親戚で俳優。
- モリス・ワイズマン - ボブ・バラバン: ノヴェロの友人でアメリカの映画製作者。
- 「階下」の人々 - ゴスフォード・パークの使用人
- ジェニングス - アラン・ベイツ: 執事。
- ミセス・ウィルソン - ヘレン・ミレン: 家政婦長。
- プロバート - デレク・ジャコビ: ウィリアムの従者。
- ルイス - メグ・ウィン・オーウェン: シルヴィアの侍女。
- エルシー - エミリー・ワトソン: メイド。
- ジョージ - リチャード・E・グラント: 第一下僕。
- アーサー - ジェレミー・スウィフト: 第二下僕。
- キッチンの使用人
- ミセス・クロフト - アイリーン・アトキンス: 料理長。
- ドロシー - ソフィー・トンプソン: 食料貯蔵室メイド。
- バーサ - テレサ・チャーチャー: 台所メイド。
- 賓客の付き人
- メアリー・マキーシュラン - ケリー・マクドナルド: コンスタンスの侍女。
- ロバート・パークス - クライヴ・オーウェン: レイモンドの従者。
- レネー - ジョアンナ・モード: ルイーザの侍女。
- バーンズ - エイドリアン・スカーボロ: アンソニーの従者。
- サラ - フランセス・ロー: ラヴィニアの侍女。
- ヘンリー・デントン - ライアン・フィリップ: モリスの従者。
- 警察
- トンプソン警部 - スティーヴン・フライ
- デクスター巡査 - ロン・ウェブスター
階下の人たちにもちゃんと名前があるのですが、当時の貴族の風習で、ご主人様の名前でお互い呼び合っていて、最初はもう誰が誰やらわからなくなってしまいました💦
(途中からわかりましたが)
イギリス特有というか、貴族社会のアイロニーがふんだんに盛り込まれていて面白かったです。
トレンサム伯爵夫人…
どこかで観たことあると思っていたら
『ハリーポッター』シリーズのマクゴナガル先生でした❗️
アガサ・クリスティもどきのサスペンス仕立てではありましたが、優雅な気分に浸れる素敵な作品でした。
殺人犯はすぐにわかりますよ!
オチも途中から推察できます。
でもガッカリはしません。
お薦めの一作です。