孤独 | Σigma のブログ~ 恋愛詩上主義 ~

Σigma のブログ~ 恋愛詩上主義 ~

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あまり大きな声で言えた事ではないが僕には友人が少ない。それも初めから少なかった訳ではなく、突如何の前触れもなく拒絶されたり返信が来なくなったりする。まるで「万人一致の申合わせで人間仲間から追い出されてしまった」ルソーの如く、その度に訳が分からず混乱してしまう。


自分の言葉で喩えるなら、まるで自分では褒める文章を書いたつもりが勝手に悪意のあるものに書き換えられ、僕が相手を貶めているのではないかと思うくらいに突然プッツリとやり取りが途切れる。自分に何か落ち度があったのではないか?と思い返してみてもさっぱり思い当たらない。それもそのはず、数日前まではお互いに別段変わりなくチャットを楽しんでいたのだから。幸か不幸か、親切にも理由を教えてくれた人もいる。理由といってもこれまでの僕の言動を酷い言葉で一方的に散々けなしたあげく音信不通になる。

その通りだとすれば何か一言が相手の逆鱗に触れたのではなく、ボディブローのようにじわじわと相手の導線に火を点けていた事になる。だけど後からお互いの言動あるいはチャットの履歴を見返してみても、相手が気にしている様子は微塵もない。それは僕が鈍感だからとかではなく、客観的に見てもそのような不穏な空気は感じられない筈だ。それだけに一層理解に苦しむ。


僕の言葉がまるで世界の大多数の人間の目には悪意に満ちた、非常に忌むべきものとして映り、それをありのままに見てくれるのは本の僅かな人たちに限られている…とでもいった感じか。


Σigma


“How Can Mirrors Be Real If Our Eyes Aren’t Real.”—Jaden Smith