タイトルは嘗て関わっていたバンドのコンセプトを拝借したものだが、
「狂気」には僕の知る限り少なくとも2つあると思う。
一つは芸術に昇華されるタイプ、そしてもう一つは只の愚昧。
混沌とした現代では特に後者(強すぎる自己顕示欲など)が多いようだ。
追伸
嘗てアップルのスティーブ・ジョブズは「iPhone と日常を共にする中で付いた傷さえも美しい」と考えていた様だが(これに関連して、今ではすっかり定着したアプリの角の丸まった四角いデザインが、彼が来日した際に触れた食器が由来だったとする話にも触れておく)、「iPhone 7」で話題となったカラー「ジェットブラック」は果たして普段使いに向いていただろうか。個人的には刀剣と同じような美術品だと思っている。
つまりはそうした一級品を所有する意義は何か、という事をここで問いたかった。
備忘録:クルマを単に移動手段としての乗り物と捉えるなら走れれば良い訳だし、でもそれではアクセルを踏んだ時の加速とサウンドは体感できない。
一方で近年数を増す 600~700 馬力オーバー(何とブガッティ・シロンに至っては 1600 馬力!)のスーパーカーを、オートバーンも無い日本のどこで乗るのか?そのスペックを引き出す為にドライバーは法定速度をアホみたいに逸脱した走りをするだろう(尤も、そんな車のアクセルを全開にできるのは自分の運転を過信してる奴か、然もなくばごく少数の選ばれた乗り手に限られると思うが)。
個人的には法定速度を守ったドライブでも十分に楽しいがハイパワー車への憧れはある。
しかしながら中途半端なスポーツカーではなく、街乗りを犠牲にしてとことん走りに振ったマシンこそ、創作欲を刺激するインスピレーションをもたらしてくれるのではないかと勝手に期待している自分がいる…
※スティーブ・ジョブズに関する上記いずれの話も僕の記憶にははっきりと残っているのだが、残念ながらどうしても出典を探し出す事が出来なかった。
もし興味を持たれた方でそれを見つけた方は是非コメント欄に一報を寄せて欲しい。
※07:37 追記
自分に限界を定めてしまうのは良くないが、かと言って無理に背伸びをしたくもない。
というより寧ろ、トレーニングと一緒でその時の自分の限界を少しずつ超える事で人は高みへと向かえるのではないだろうか。
少なくとも僕は「ビッグマウス」で自分を鼓舞するタイプではなく、着実な結果を出す事で言わずとも周囲を納得させる事が出来ると考えるタイプだ。(有言実行も良いが不言実行。最悪なのは有言不実行…国会にいそう。)
#LaFerrari
#刀剣
#iPhone7JetBlack