自分の生きている世界。

自分の目の前に広がっている世界。

俺が死んだら、この世界ってどうなるんだろう?って最近ずっと考えている。

と言うよりも、俺は死ぬのか。


この世界に於いて確実な事は、俺は生きているって事だけ。

俺の両親も、兄弟も、親友も、恋人だった人たちも、

俺と同じ様に自分の目から景色を見て、耳を使って聞いて、

脳みそで考えているのか。


俺の今生きているこの世界。

これは、来世で母親の腹の中に入っている時の夢じゃないのか。

来世が何に生まれるかはこの際、置いておくとしてね。



うん、自分が宇宙だと考えた場合、

俺が死んだら、この世界を俺の目を通して物理的に感じる人はいなくなり、

俺の意識が無くなったら、世界は真っ暗な時間すらない闇につつまれる。


俺の目に映っている俺以外のこの世界の登場人物は、俺の意識から消える。


・・・て事は、俺が見ているこの世界の、俺以外の人たちは、

俺の世界では脇役であり風景であり、俺の宇宙を構成する一部だ。

俺が死んだら、きっとこの世界も消えるし、皆も消える。



電波な話だと思うだろ?毒電波受信しちゃった?と思うだろ。

こんな事いっつも考えてるから、モテないとか思うだろ。



例えばだ。

例えばの話だ。


男子、お前達に聞きたいんだが、エロ本、持ってるよな?

エロビデオでもエロDVDでも良い。

そのエロ本、処分せずに今死ねるか?


少し前まで、俺は実家のエログッズを処分しなけりゃ、

死んでも死にきれないと思ってた。

あんな自分の趣味を忠実に再現した、パンドラの箱を開けられるくらいなら、

俺は幽霊になって実家に放火してもいいくらい、処分する前に死ぬなんて有り得なかった。


でも、俺が死んだら、この世界はなくなる。

俺を生んだ母親も、俺を作った父親も、血を分けた兄弟も消える。


そうなったら、俺の死後、エロ本なんて誰にも見つからないじゃないか。


エロ本を発見する人間が、俺の意識の中から消失しているんだから。

だからと言って、余命三ヶ月を宣告された次の日、

俺のやる事は半分以上決まっていて、その半分以上ってのがエロ本の処分な訳だが。



今、俺が生きているこの世界。

この世界は、俺という宇宙が見ている夢であり、

全ての物理法則や、化学、秩序混沌も夢を見ている俺の都合の良いルールであり、

俺が、来世の母親の中と言う概念の中で、何らかのキッカケで目覚めた時、

それが俺という宇宙の次のビッグバンなんじゃないか?


夢を見ている俺を、夢見ている俺、

それを夢見ている俺がさらに夢を見ている俺の世界を作っている。


そう考えると、俺は死ねる。

エロ本をこの宇宙に置いて死ねる。

次の世界ではまた違う物理法則と秩序と混沌が作り直されて、

当たり前のように存在している宇宙が出来上がる。

その宇宙に、今の俺の宇宙が作った、エロ本

・・・繁殖と言う概念自体が無いかもしれないじゃないか。



電波な話を延々としたけれど、

割と本気でそう思っているので、電波が嫌いな人は近寄らない方がいいよ。