昨日,「倭央さおり」さんから『死ぬ1秒前までずっと』(ギャラクシーブックス社)という本を送っていただき先ほど読み切りました。副題に『癌患者の父ちゃんに教えてもらったこと』とあるように,ご主人を癌で亡くされた後で,その時々で何を考えどのような行動をとったのかを性格に記したドキュメンタリーです。

 

 癌患者さんとご家族の方は,この本にもあるように,一様にショックを受け,それ以後は,がんのことをテーマにして話したがらず,それでいて様々な情報から,少しでも治りそうな補完代替療法を探すようです。とてもリアルな書き方で,その場その場の患者や家族の考え方が伝わってきます。

 

 冷たい医師にも,だらしない医師にも会ったようです。このドキュメンタリーで感じたことは,

セカンドオピニオンをとらなかったこと,

全体的に俯瞰して方向性を決めてくださる方がいなかったこと,

などが,患者・家族同盟を孤立化させてしまう可能性が高いということです。

 

 さおりさんが私の講演を聞いてくださり「サイコオンコロジー」を知ったのは,ご主人が亡くなった後だそうです。やはり,もっとサイコオンコロジーを広めないといけないと思いました。

 そのため,たとえば,各都道府県を廻り,100-200人規模の講演会を開くことを模索しています。皆さんは「講演料が高いんだろう」と心配してお声かけしてくださらないのですが,何とか交通費だけいただければ,どういう所でも出かけてみたいと思うようになりました。正月から迷っていた「2020年の活動」は,このような方向に進みます!どうぞお気軽にお声かけください

 

改めまして

 倭央さおりさんご著書,ありがとうございました。今後の私の活動に大きな示唆をいただきました。