藤:「さて、昨日の続きなわけだが、
“ゲーム”と現実が完全にリンクした、と。
一体どういうことだ?」
熊:「文字通りだよ。
僕の中の現実の世界と、
“ゲーム”の世界が完全に一致したんだ」
藤:「それがお前以外の人間には意味が分からないと思うんだが」
熊:「“ゲーム”病になった時に、
僕は騙されたという感情の後に、
『漫画の世界は実はこの世に実際に起きていることなのではないか』と
思うようになったんだ」
藤:「それはどうしてなんだ?
野球漫画のMajorが自分の人生と一致しているのではないかと考えたのも
たまたまの偶然の一致だろ?
それが何でそういうことになっちまったんだ?」
熊:「他にも浦沢直樹氏のMONSTERとか、
僕がモチーフになっているんじゃないかと思ったら、
他の漫画も全部現実のものだったんじゃないかと思うようになった」
藤:「今も思っているのか?」
熊:「流石に退院する時には一時期なくなった。
でも、“ゲーム”病の発作が起きるごとに
本当かどうかがはっきりわからなくなって、
だんだん現実とリンクし始めて最終的に、
現実と一致した」
藤:「どういう風に?」
熊:「ドラゴンボールって実際にある可能性があるじゃないか」
藤:「…いきなり何を言い出すんだ?
そんなもんあるわけないだろ?」
熊:「いいや、例えば物凄い技術が発達して、
タイムマシンや時間を止める方法、
子どもに戻れる方法、完全な変身技術、大量殺人兵器、
透明人間になれる方法、瞬間移動できる技術とか、
そういった不可能かもしれない技術が七つくらい集まれば
ありとあらゆるどんな願いでも叶う可能性がないか?」
藤:「…まあ、そうかもしれないが、
タイムマシンなんてないから、
誰も未来にやってこないんじゃないか?」
熊:「いいや、あっても誰も気づかれないようにする必要があるんだ。
ドラゴンボールの一番重要なファクターである、
タイムマシンを手にするものは、
文字通りこの世の全てを手にしたといっても過言ではない。
その全ての技術を手にしたものは、
ひとつなぎの大秘宝、ワンピースを手にする人物ということになる」
藤:「…漫画の読み過ぎだろ」
熊:「いや、漫画を読んだだけでその領域に行く人は少ない気がする。
漫画が現実なんじゃないかと思いこんだ自分だからこそ、
思い浮かんだことのような気がするんだ」
藤:「でもよ、ドラゴンボールを持っているような人間がいるとするだろ?
このドラゴンボールは願い事を一つ叶えるわけじゃなくて、
ありとあらゆるどんな願いも叶えられるような、
化け物のような人間じゃないのか?
そんな奴とどうやって戦うんだよ?」
熊:「1つだけある。
多分、そんな全てを手に入れたいような奴は、
そのために大量殺人をも辞さないような奴だと思うんだ。
そんな奴がはびころうとする世の中ならば、
世界ごと終らせてしまえばいいんだ」
藤:「お前、まだあれを使おうと思っているのか?」
熊:「ああ、そうだ」
藤:「あれというのは……」
熊:「次回以降に続く!」
藤:「…また、それか」
“ゲーム”と現実が完全にリンクした、と。
一体どういうことだ?」
熊:「文字通りだよ。
僕の中の現実の世界と、
“ゲーム”の世界が完全に一致したんだ」
藤:「それがお前以外の人間には意味が分からないと思うんだが」
熊:「“ゲーム”病になった時に、
僕は騙されたという感情の後に、
『漫画の世界は実はこの世に実際に起きていることなのではないか』と
思うようになったんだ」
藤:「それはどうしてなんだ?
野球漫画のMajorが自分の人生と一致しているのではないかと考えたのも
たまたまの偶然の一致だろ?
それが何でそういうことになっちまったんだ?」
熊:「他にも浦沢直樹氏のMONSTERとか、
僕がモチーフになっているんじゃないかと思ったら、
他の漫画も全部現実のものだったんじゃないかと思うようになった」
藤:「今も思っているのか?」
熊:「流石に退院する時には一時期なくなった。
でも、“ゲーム”病の発作が起きるごとに
本当かどうかがはっきりわからなくなって、
だんだん現実とリンクし始めて最終的に、
現実と一致した」
藤:「どういう風に?」
熊:「ドラゴンボールって実際にある可能性があるじゃないか」
藤:「…いきなり何を言い出すんだ?
そんなもんあるわけないだろ?」
熊:「いいや、例えば物凄い技術が発達して、
タイムマシンや時間を止める方法、
子どもに戻れる方法、完全な変身技術、大量殺人兵器、
透明人間になれる方法、瞬間移動できる技術とか、
そういった不可能かもしれない技術が七つくらい集まれば
ありとあらゆるどんな願いでも叶う可能性がないか?」
藤:「…まあ、そうかもしれないが、
タイムマシンなんてないから、
誰も未来にやってこないんじゃないか?」
熊:「いいや、あっても誰も気づかれないようにする必要があるんだ。
ドラゴンボールの一番重要なファクターである、
タイムマシンを手にするものは、
文字通りこの世の全てを手にしたといっても過言ではない。
その全ての技術を手にしたものは、
ひとつなぎの大秘宝、ワンピースを手にする人物ということになる」
藤:「…漫画の読み過ぎだろ」
熊:「いや、漫画を読んだだけでその領域に行く人は少ない気がする。
漫画が現実なんじゃないかと思いこんだ自分だからこそ、
思い浮かんだことのような気がするんだ」
藤:「でもよ、ドラゴンボールを持っているような人間がいるとするだろ?
このドラゴンボールは願い事を一つ叶えるわけじゃなくて、
ありとあらゆるどんな願いも叶えられるような、
化け物のような人間じゃないのか?
そんな奴とどうやって戦うんだよ?」
熊:「1つだけある。
多分、そんな全てを手に入れたいような奴は、
そのために大量殺人をも辞さないような奴だと思うんだ。
そんな奴がはびころうとする世の中ならば、
世界ごと終らせてしまえばいいんだ」
藤:「お前、まだあれを使おうと思っているのか?」
熊:「ああ、そうだ」
藤:「あれというのは……」
熊:「次回以降に続く!」
藤:「…また、それか」