松山英樹プロ オーガスタ優勝に思うこと | 平成30年8月開院 東京 クリニック 精神科 心療内科 カウンセリング 訪問看護 復職(リワーク)/発達障害支援デイケア(予定)

松山英樹プロが日本人初のマスターズ制覇を遂げられました。

 

 

キャディと抱擁する姿に、優しいお人柄を垣間見ました。

 

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そういえば若かりし頃、ゴルフレッスンに1年間通ったことがあります。

そこでレッスンコーチからのお誘いで、4回ほどゴルフコースを回りました。

 

当時、私は実家九州で過ごしていました。

家から一歩出れば、あちらこちらに自然がありましたので、ゴルフコースへの魅力はあまり感じられませんでした。

ただ、行きつけのラーメン屋の大将にゴルフコースデビューの話をしたら、「早朝にミニコースに行って練習しよう」と誘われ、一緒に何度もラウンドしてアドバイスをもらったのは良き思い出です。

 

また、わが父の担当税理士の息子さんとのラウンドも経験しました。

北田瑠衣プロ所属のゴルフコースでしたが、初心者にはなかなか厳しいコースでした・・・。

私にとっての兄貴分だった彼は、白血病で帰らぬ人となってしまいました。

そんな彼は、私の将来をとても気にかけてくれていて(おそらく見ていて危なっかしかったのでしょう)、オシャレな喫茶店に何度も連れて行って人生指南してくださったり、「阿蘇までバイクツーリングに行こうよ」と言って二輪免許取得を勧めてくれたりと、とても優しい方でした。

無事に中型二輪免許を取得し、BMWの1150ccバイクを購入したのですが、まもなく身内から乗車禁止令が出てしまい、バイクで公道を走ることなく、店舗でバイクに跨がっただだけで処分する羽目になってしまいました・・・。

彼が白血病になったと聞いた時には、いてもたってもいられなくなって、東京から九州にすぐに見舞いに行きました。

病院の床上で「頑張るよ」と言ってくれたのですが、残念な結果となってしまいました。

今でも兄貴からもらった形見を見ながら、当時いただいたメッセージを思い出します。

 

 

さて、私はコーチに誘われるがまま、北九州市の南側に位置する、田川市(『青春の門(五木寛之著)』の舞台になった地域です)にあるコーチ所属のゴルフクラブでデビューを果たしました。

ゴルフ練習場とは全く勝手が違う、解放感あふれる景色に向かってボールを打ち出すことへの戸惑い、アンジュレーションへの対応の難しさ、アイアン3本を小脇に抱えながら自身が打ったボールを追いかけ、アイアン2本をそばに置いて打ちまた走るという作業の繰り返し、といったちょっぴり苦い記憶が思い出されます。

いや、もうひとつ思い出しました。

一緒にラウンドしたおじさんプレーヤーから、「また一緒に回ろうよ」と優しく声をかけてもらったことを。

私は縁あって都会に出てきましたが、九州を離れてから、田舎の温かみを懐かしく思うようになりました。

結局のところ、慌ただしい日々を過ごしていた自分には分不相応であると考え、ゴルフ継続は断念しました。

 

優勝インタビューで通訳をされていたボブ・ターナー氏(68)のアットホームな雰囲気からは、松山プロの単なる通訳ではないのではと思いましたが、調べてみるとやはり只者ではなかったようです。

 

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“チーム松山”の一員として記念写真に収まってた姿も注目を集めていたが、米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ただの通訳ではない」と報じている。

「ターナーはヒデキ・マツヤマのただの通訳ではない。ターナーはゴルファーにとって、大統領で言うところの『ボディーガード』のような存在だ。マツヤマが異国の地で快適に生活できるように全ての支援をしていた」

アマ時代に松山がマスターズに挑戦した時なども担当。

現在に至るまで、通訳だけでなくマネージャー業でも支えてきた。

記事では「ターナーはヒデキ・マツヤマの親友である」とつづり、今回の優勝後に松山が「信頼できる友人だ」と関係性について話したことを伝えている。

息子のアラン氏は、イチロー氏の通訳を務めていたという。

 

長年、米国で苦楽を共にしてきた間柄。ターナー氏は通訳として信念があるという。

「私はただの通訳ではありません。言葉をそのまま異なる言語に訳しているのではないのです。彼が話していることを聞いて、それが米国人や英語を話す人と同じ気持ちの表現になるよう言い換えているのです。選手の温度感を知り、それに合う言葉を見つけています。そのことに誇りを持っている。ここ(頭)じゃなくてここ(ハート)で仕事をしています」

ターナー氏は頭と胸を指差しながら語ったという。

 

米国人通訳のサポートとプライドを持った仕事があっての今回の快挙だったことに納得がいきました。

ハッピーなチームマツヤマのさらなる快挙を期待しながら、これからも応援したいと思います。