中外製薬2025年1~9月期(3Q)は過去最高益に
その強さの秘密

10/24、中外製薬は2025年1~9月期(3Q)の決算を発表した。

決算数値は以下のとおりとなった。

売上 911,640百万円(前年同期比5.0%増)
営業利益 429,827百万円(前年同期比2.7%増)
四半期利益 305,602百万円(前年同期比3.3%増)
当社株主に帰属する四半期利益 305,602百万円(前年同期比3.3%増)

3Qベースでは2期連続で過去最高益となった。

営業利益率は47.1%と製薬会社の中でも際立っている。(2024年12月期の営業利益率は46.3%)

時価総額も下記のとおり、製薬会社では断トツである。(2025年10月24日終値ベース)

中外製薬 11.6兆円
第一三共 7.6兆円
武田薬品  6.8兆円
大塚ホールディングス 4.5兆円
アステラス製薬 2.9兆円

売上では武田薬品が1位、大塚HDが2位、アステラス製薬が3位、第一三共が4位で中外製薬は5位となっているが、時価総額ではトップとなっているのである。

以下、中外製薬の強さの秘密について記載していく。

◆ ロシュとの関係

中外製薬は法人としては1943年設立(前身の中外新薬商会の創立は1925年)で、1956年には東京証券取引所に上場している。

転機となったのは、2022年のスイスの大手医薬品メーカー、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(ロシュ)による同社の過半数の株式の取得だ。

 

 

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