トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が破談になった件が騒がれている。

 

 

 

トランプ大統領はウクライナ戦争を終わらせたがっているのは間違いない。

 

そのためにはウクライナが領土を妥協すべきだ(それしか終わらせる手立てがない)とも考えているだろう。

 

ウクライナが領土を妥協して停戦になってしまうと、侵略を行った国(ロシア)が結果として領土を得てしまうことになり、

他の国も侵略的な野心を抱くだろうという見方がある。

 

具体的には中国の台湾進攻が近づくのではないかという懸念である。

 

これは個人的には間違いだと考えている。

 

今の米国にウクライナ問題でロシアと対峙し、台湾問題で中国と対峙するだけの力はない。

 

どちらか重要な方に絞る必要がある。

 

残酷な言い方だが、ウクライナは米国にとって重要な要素は少ないが、台湾は先端半導体がある。

 

ウクライナ問題は早期に妥協してでもロシアと停戦に持っていきたいのが米国の本音だ。

 

ロシア側も米国と本気でことを構えようとはしない。(米国と本気で敵対してまで中国と連携するということもない)

 

米国にとってもロシアはGDP規模等を見てもそれほど脅威でなく、本当の敵は中国だ。

 

ウクライナ問題を早期に片づけて、中国との対峙の集中するというのがトランプ政権の方針で、それは台湾問題の影響を受ける日本にとっても必ずしも悪い話ではないと考える。

 

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