関空にLCCが登場しそう
毎日jpが6月20日に掲出した「格安航空会社:関空が空港使用料割引へ 」〔清水直樹〕は、関西国際空港会社が、格安航空会社(LCC)誘致を目的に、空港使用料の割引制度を導入する方針を固めたと報じる。旅客機をターミナルビルから離れた場所に駐機しボーディングブリッジ(搭乗橋)を使わないことで、通常料金より約1割安くするもので、乗客はバスでターミナルビルと往復することになり、利便性は低下するが、コスト削減に敏感なLCCの関空便増加を図るとのこと。関空の搭乗橋使用料は離着陸1回につき1万4600円で、空港使用料に含まれており、新規就航の場合、関空の空港使用料は10万円台だが、搭乗橋を使わなければ、空港使用料が約1割安くなる計算とか。海外でも、搭乗橋のない空港がLCCの拠点となっており、安い空港使用料を実現すればLCCの新規就航につながるとみているとの由。また、国土交通省の成長戦略会議が5月17日にまとめた最終報告で、関空活性化策として、LCC専用ターミナルの設置などを求めており、ローコストの専用ターミナルが整備されれば、料金の割引幅をさらに拡大でき、就航便数の大幅増が見込めると記事は伝える。
共同ニュースが6月21日に掲出した「全日空、格安航空参入へ 関空拠点、11年度にも運航 」は、全日本空輸が格安航空会社を設立し、早ければ2011年度中に関西空港を拠点に国内線と国際線を運航する方向で、関西国際空港会社と協議に入ったと報じる。関空会社は今後の経営戦略の柱に格安航空の誘致拡大を挙げており、専用ターミナルの建設も検討していて、全日空は関空会社が利用料金を引き下げれば、格安航空の事業化で採算が取れる可能性が高いと判断したと記事は伝える。