名古屋市がボーナスをカット | 公会計の動向

名古屋市がボーナスをカット

 朝日が5月13日に掲出した「職員ボーナス7%カット 名古屋市、人件費1割減達成へ 」〔塩原賢〕は、名古屋市が13日、係長級以下の一般職員の今年度のボーナス(賞与)を一律に7%削減することで二つの職員組合と合意したと発表したと伝える。河村たかし市長が公約に掲げた職員の総人件費の1割削減(約183億円)を達成するため、交渉を続けていたもので、市は、課長級以上の管理職のボーナス削減も行うことで、ほぼ公約達成となると説明しているとか。20日開会予定の市議会5月臨時会に削減内容を盛り込んだ条例案を提案するとのこと。市給与課によると、係長級以下の職員のボーナスは約12万円削減され、平均で約160万円となり、組合員ではない課長級以上は9~8.5%削減し、全体の削減総額は24億円になるとか。市は、昨年9月の人事委員会勧告に従って給与とボーナスで総額約66億円に上る削減を実施しており、今年1月、市職員労働組合連合会と自治労名古屋市連合労働組合に対し、13万7千円(8.5%)のカットを提示しており、両組合側は「人事委勧告分を上回る削減は受け入れられない」として拒否していたものの、民間も依然厳しい状況が続いていることなどから、交渉の末、今回の合意内容で折り合ったとの由。これとは別に、市は組合との交渉事項でない超過勤務手当と管理職手当の3割削減や、退職者不補充による約300人の職員削減などで計約91億円の人件費削減もしてきており、今回のボーナス削減と合わせた削減額の合計は、181億円になるとしているとか。