21年度の減収補てん債は45%増
東京新聞が3月9日に掲出した「地方税収の穴埋め1兆3千億円 09年度、景気低迷で45%増 」〔共同〕は、総務省が9日、地方税収の落ち込みを穴埋めするための借金に当たる「減収補てん債」について、21年度は景気低迷を受け前年度比45%増の計1兆3395億円の発行を認めると発表したと伝える。39都道府県と17政令指定都市、226市区町村が発行する予定で、補てん債のうち建設事業以外の経費に充てる「特例分」(赤字地方債)は50%増の1兆736億円と、前年度の7149億円を上回り過去最高とか。自治体は必要な財源が確保できる半面、借金が増えることになり、財政状況が一段と悪化するのは避けられない情勢と記事は評するが、交付税措置については言及していない。発行自治体数は都道府県で1県、政令市で5市、市区町村では56増えており、発行額は都道府県が43%増の1兆1162億円、政令市が24%増の1025億円だったのに対し、市区町村は前年度の2倍近い1208億円となっていて、市区町村は都道府県に比べて法人関係税への依存度が低く税収が景気に左右されにくいとされるが、想定以上に税収が落ち込んでいる実態が浮き彫りになったと記事は伝える。
公表資料:平成21年度地方債同意等予定額の通知 中、減収補てん債